markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

総理大臣表彰を受賞して

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富岡青年会議所内閣総理大臣表彰を受賞した。理由は永年富岡製糸場の維持管理に務め、世界遺産登録に寄与したということ。具体的には富岡製糸場内で市内の小学生を対象に赤レンガ写生大会と、20数年にわたるイベント「ザ・シルクデー」の継続開催による貢献。もっとも、世界遺産登録前の重要文化財の指定を受けてから構内でのイベントはできなくなった。

その後は時代とともに低調となってきた「七夕祭り」と「盆踊り」をシルクデーに融合させ、「富岡夏まつり」と名称を変え富岡青年会議所のメンバーが事務局やイベントの下支えとして活躍をしている。

その現役メンバーの設営で、6月2日ホテルアミューズ富岡で多数のOBが集まり、来賓は市長のみという、ささやかな総理大臣表彰記念祝賀会を開催。ちょうど30年前に始めたシルクデーの関係者も久しぶりの参加で、思い出談義に花を咲かせた。

当時始めた頃は、世界遺産登録など思いもよらなかった。多くの人へ「官営富岡製糸場」の日本産業発祥の価値を知ってもらい、保存と利活用を願っていた。そのイベントの積み重ねや片倉工業の丁寧な維持管理のおかげで、多くの共感と地域活性化の手段として、思いがけない方向へと進んでいったのだろう。

総理大臣表彰もこの祝賀会も、価値の共有により人が動いたわけである。当時30代だった青年たちの情熱が多くの人を動かしたと思えば、彼ら(もちろん自分も含め)の人生にとってかけがえのない思い出を作った事になる。

世界遺産登録の意義は理解できるのだが、僕にとってこの「人生でのかけがえのない思い出」の方が大事に思えてならない。

 

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万平ホテルでお茶して

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先週の日曜日、軽井沢は天気も良く日向は暑いほどだった。富岡は31度の真夏日だったが、さすがにここは24度と6度も違う。私たち老頭児は軽井沢駅南に広がるアウトレットを散策する体力もなく、かといって旧軽でショピングするほどの購買意欲もない。いつもの、お昼の追分ソバの後の行く先を見失っていた。
ゆっくりできるところはどこかな?
万平ホテルにあるカフェテラスで、ちょっぴりJohn Lennonファミリーを気取ってお茶することにした。ボーイさんが笑顔で、日差しを遮る傘のあるテーブル席を案内する。
大きなイチゴの乗ったベークド・チーズケーキとアイスティーを頼んだ。夏が近づけばセミの声に溢れるのだが、今回はホトトギスがエンドレステープのようによく鳴いている。隣の席の人たちも、このホトトギスの鳴き声には疑いを持ち始めていた。もし、ホテルがテープを回しているのなら、興ざめをもするのだが、まずあり得ないだろう。
ロビーから部屋へ通じる赤じゅうたんは、丁寧に掃除をしているだろうがすでに古ぼけている。売店は少し模様替えをしていたが、ほぼ昔のまま。避暑地のホテルは客の気を引くためいろいろなことをやらず、昔のままがいいね。
昔泊まった旧館の部屋は猫足のバスタブだったが、今も使われているのかな?
 
 

Beatles コピーバンドとVOX AC100

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友人のA君はBeatlesのコピーバンドのベース(ポールマッカートニー)が担当だ。その彼から誘いがあり、先週、久しぶりのライブを観に行った。Beatlesを楽しむためでもあったが、うちのトランスが入っている、彼自作のVOXのAC100の音を聞きたかった。

外観はデッドコピーで、個人で楽しむ分には問題がないと思うが、VOXでこのタイプの再販はしていない。音質も申し分なく当時の音が出ていると感じた。うちも、これでVOXのAC30,AC50,AC100専用のトランスが揃った。

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コピーバンドはオリジナル音源と比較をしてしまうので、最初のステージはギャップを感じるが、そのうち耳が慣れてきて、次のステージではライブの醍醐味を楽しんでいる。彼らのバンド名はSTAG BEATLE(クワガタ)、それぞれが本人の雰囲気まで似せており楽しそうだ。何十年も同じメンバーでバンドを組んでおり、今日のライブはリハーサル無しで音出しをしていた。当時のPOPSは1曲あたりの時間が3分弱のため、ライブでは曲数が多くなる。それでも彼らは発表されているBeatlesの曲をまだ全て持ち曲にしていないので、解散するまでには達成したいとのこと。当日の曲目は以下のとおり。

A Hard Days Night,  Tell Me Why,  Long Tall Sally,  Slow Down,  Honey Pie,  You Like Me Too Much ,  This Boy,  Paperback Writer,  Lovely Rita,  Taxman, Savoy Truffle,  Maggie Mae,  Come Together,  Here Come The Sun,  You Never Give Me Your Money ,  Oh! Darlin,  Octpus garden, I want You.

対バンドに女性グループのRICE FREE(ご飯おかわり自由)というバンドが出ていた。BeatlesのボーカルはKeyが高いが、女性にとっては簡単に出てしまう。しかし、高い音程が出ても男性とは雰囲気が違う。そこが難しいんだな。

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水質浄化と熱源化の一石二鳥のアイデア

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マレーシアはパームヤシの2大産地の一つである。約510か所ある工場からパームヤシ油を抽出し、その搾りカスが河川を汚している。

その搾りカスを回収し、乾燥させ固形物はボイラーの燃焼剤として、液状のものは発酵させ堆肥として活かす。更に河川に浮遊している細かなカスはいったん沈殿させ、固形燃料(石炭の代替エネルギー)として電力会社などが購入することになっているとの事。

結果として、河川の浄化と、自然エネルギーの再利用に伴い約4割のCo2削減がはかれる。そしてNEDOの協力を得て、4分の1規模の実証実験を行ったそうだ。このプロジェクトは2015群馬イノベーションアワードの大賞を得た。

この素晴らしい発明をした後輩の前田君が、アメリカ研修旅行から帰国したので話を聞いた。

今回の旅行の目的の一つは、このプロジェクトへのアメリカの投資家の反応を知る事にあったと。しかし、彼らはアメリカの利益になることしか関心がないようだった。それでも、シリコンバレーに拠点を持つベンチャーキャピタルのFenoxなどはアジアを狙っているようだ。因みにシリコンバレーの生い立ちは、戦前日本人が開拓しりんご園を作り、アップル社の社名の由来にもなっているという説がある。

このプロジェクト1案件の総費用は3億円で、すでにマレーシア内で装置は製造出来るようになっているとの事。リターンについては、本人に聞いていただきたい。こういう話は、リターンが良すぎると眉唾ものとなり、悪いと腰がひけるので迂闊な事は言えない。

それでもアジアではインドネシアを主に2000余のパーム油製造工場があり、需要はかなりある。すでにマレーシアでは10プラントの計画があり、3年で投資回収を計画しているようだ。

自然界の産物を余りなく使うことが、人間の知恵であり共存できるルールではないだろうか?

 

 

 

 

SHINOSさんの新しいカタログから

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Shino'sの新しいカタログが送られてきました。プロのギターリストや音にこだわりを持つプレーヤーに好まれる高い品質レベルの製品を提供しているギターアンプメーカーです。

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現在、うちのトランスは海外向けのアンプに使用されているとの事。また、今回は新商品のエフェクターVTDにも内臓されています。この製品はコンパクトなボディで、真空管や基板そしてトランスが内臓されていますが、このサイズですとノイズが出やすいリスクもあります。

しかし、プロやスタジオなどで使用する際の、PA泣かせのハムノイズを減少させる工夫が施されています。そしてShino'sでは、そのノイズを実際耳で確認できる防音室が完備されています。

Shino'sのオーナーの篠原さんは、山下達郎などのライブにおけるミュージックテクニシャンとして音作りの一躍を担い、さらに佐橋佳幸ギタープレーヤーなどと交流もあり、かつご自分でギターを弾かれるため、プロの音への理解が深いと思います。そういう立場でギターアンプを作られるので、要求は厳しくまた自身のモノづくりへの探究心も深いものがあると感じられます。

特に多くのアンプビルダー泣かせのノイズ対策は、アンプへの個体差があり、対策も千差万別です。したがってそれを逃れるため、大手のアンプメーカーは音質と引き換えにスイッチング(基板タイプ)回路に変更をして行く傾向があります。しかし、小規模のアンプビルダーの努力で、真空管とワイヤーハンドリングによるアンプ作りによって、本物の音を残していると思います。

うちもそのようなアンプビルダーさんのお手伝いをし、「トランスも楽器の一部だ」という自負心を守っていきたいと願っているのです。

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グーグル社はトヨタ自動車を下請けにするだろう

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「グーグル社はトヨタ自動車を下請けにするだろう」と、ショッキングな情報を耳にした。これはアメリカの投資家グループの見立てとの事。車というハードウェアをトヨタに作らせ、自動運転、AIやIoT等ソフトウェアや販売をグーグルが受け持つ、ということか。

対抗策としてトヨタはEV車を諦め、水素エンジンの開発にシフトする。その延長線上には「水」をエネルギー資源とするエンジン開発で、これが実用化すれば自動車はもとより発電の革命をもたらす。電気を必要とする時だけ発電する。原子力、火力、水力発電のように、需要がない時も発電をし続ける必要がなくなり、大容量のバッテリーも必要がなくなる。
そしてトヨタは、モノづくりのベンチャー企業として再出発する道を選んだようだ。具体的には系列化を再構築し専属外注を手元に置き、豊田通商などは海外からの一括購買をする。
 
現在、 閉塞感ある日本経済は、産業構造を大幅に変えない限りジリ貧となる。自分達が仕事を始めた頃(約40年前)は、常に納期遅れで、やってもやっても間に合わない需要を抱えていた。しかし、今は注文を取るのに躍起になっている。時代に合わせた商品、製品を供給しなければ本当の商いにならない。それは何なのか?
トヨタは自動車メーカーに立ち戻る。グーグルはその生き残り策としてFCA(フィアットクライスラー・オートモービル)と組んで、移動媒体としての自動車を選んだのかもしれない。それは、前例からしてIT企業は20年は持たないからか。
5年先の勝利者はどちらになるか? それとも、新たなるベンチャー企業がリーダーとなるのか?

叔母の葬儀に参列し。

4/30の早朝、現役を退いて久しい、叔母(母の妹)の訃報を受け母へ報告するか迷う。先々月、隣家のおばあちゃんが亡くなられ、お悔やみに行った母は、しばらく気落ちし体調を崩していた。高齢がゆえにショックを回避させたかったが、妙に勘もよく、また世話をしている弟の考えもあり、電話だったが話すこととした。

経過と葬儀予定の説明に、感情を表すことなく耳を傾けていた。しかし、「葬儀には参列しない」と。伯母(母の姉)の末期の際も、「もう見舞いに行かない」と言っていた。元気だった頃を思い出に留めて置きたい。そして、三人姉妹の母は「私だけになった」と弟へ。

白い胡蝶蘭で埋め尽くされた棺の叔母の最期の顔を見る事も無く、好奇心旺盛で行動力ある叔母を、私もまた良い思い出として残す事とした。以前、若くして亡くなった我が子を、撮って欲しいと親族に頼まれ、ファインダー越しにそのデスマスクを直視した事があった。そして葬儀そのものが「別れへの覚悟」だと気付いた。

仕事や何かに夢中になり、それが社会にとって大事なことなのか良くわからない。自分の人生は日々の暮らしにおいて、一部の周りの人たちで、三世代内の人たちとの200人に満たない関係の中にいる。そして大昔から人間の営みは、大なり小なり似たような状態で続く。

極端に考えるならば、人類は地球上の生き物にとって、また宇宙にとって意味があるのかすらわからない。ただ気持ちが良く、楽しい事には心が惹かれ、逆に辛い事や悲しい事は避けようとする。知恵や頭脳をコントロールするこれらの感情は、またその知恵や頭脳でコントロールする事もできる。これから更に身近となるだろうAIやIoTの応用技術製品や商品が、人間の生き方や価値観に影響を与えるのか楽しみである。

もし、人類が滅んでも地球や宇宙は何も困らないのではないか? 問題はミクロなところにひしめき合っており、達観すればするほど「どうでもいい事」となる。だから夢を諦めるとグズグズになりそうだ。     StingのFragileがいいな。


Sting - Fragile

『日本史「常識」はウソだらけ』を読んで

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我々の世代は「勝海舟」がヒーローで、悪役が「小栗上野介」であった。しかし、群馬へ来て領地の高崎市倉渕村権田にある東禅寺の和尚の話などを聞く機会を得、認識が変わった。

現在は「小栗」はなかなかのテクノクラートと評価され、書物などでは江戸末期の幕府(日本)を支えていた事がわかる。しかし、幕府と薩長の抗争に徹底抗戦を唱えた「小栗」と、平和裡に維新を迎えた「勝」との政策相違が結果として、歴史は「勝」の政敵として悪役「小栗」が斬首された、となったのかも。

歴史はその時代の主流によって塗り替えられる。それを増長するように書き者が物語を作ってしまう。それを読んだ我々は事実だと信じてしまう。だから、歴史には二面性があることに気をつけている。できるならば歴史の事実だけを知りたいものだ。

そんな折、加来耕三著の『日本史「常識」はウソだらけ』を東京までの時間つぶしにキヨスクで買った。著者は一つの事象に対し、様々な資料を元に事実を書き記している。

隣町の甘楽町に「名勝楽山園」があり、観光名所として地元が織田宗家の大名庭園を修復建設した。織田信長の次男「信雄(のぶかつ)」が徳川家康から拝領されたこの地に作った庭園を、「平和と領民の安心を願う気持ちが込められている」とされており、「名君であったのかな?」と思っていた。

"しかし『日本史「常識」はウソだらけ』では、信雄は安土城を燃やしてしまった、またはその燃えている城や城下を指をくわえて傍観していたとのこと。ほかには、家康に泣きつき秀吉に合戦をしかけたが、途中で腰砕けとなり和睦後、全封土を没収された。しかし、家康に捨て扶持をもらい、信長の「不肖の息子」ではあったが、楽山園という陣屋を残し73歳で世を去ったとされている。

地元は町づくりの核として楽山園を修復したが、決して織田宗家の「信雄」を「不肖な息子」として著していない。ここに歴史のずれが生じてくるのだが、やむおえないことである。

今日、日中外相会議において中国の王毅外相は、「中日間のぎくしゃくした関係は日本側にある」とし「歴史直視」を唱える。この歴史も立場によって正反対の認識となる。歴史を語るということは誠に難しいことであり、裏表から事実を浮き彫りにして個人的な評価は避けるべきであろう。

 

日本史「常識」はウソだらけ (祥伝社黄金文庫)

日本史「常識」はウソだらけ (祥伝社黄金文庫)

 

 

 

Too Late

 

ドラえもんの「どこでもドア」や「タイムマシン」は永遠の夢である。

現実は「遅きに逸する」「後悔先にたたず」であり、時空間移動が出来なければどうにもならない話しである。

孫が日一日と成長し、それを喜び、自分がその分だけ老いてくることに気づく。生き物は生まれて、役割を果たし世代交代をする仕組みの中にいる。人はその無情に昔から不老長寿を追い求めている。

終わりに直面し、果たしてその覚悟ができているかだ。しかし不思議なもので、中国で最高血圧が40程度に落ちた時も、1昨年の心筋梗塞の際も何とかなると思っていた。まさか、この場で死ぬはずがないと。おかげで周囲の協力で今があるのだが。痛みに対しても、人間にはドーパミンという快楽的麻薬のようなものが発生するらしい。

中国のときは「まさか、まさか・・・」と思いながら数日経過し、幸い回復に転じたが、実際は「まさか、まさか・・」と思いながら終わっちゃうんだろうね。

現代の医学では、生き物はリセット出来ない事になっている。脳や身体を冷凍保存する事も、長年考えているようだが。これは未来の医学の進歩に賭けているわけで、現に何人もが冷凍保存されている。ひょっとすると解凍技術も解決され、新しい医学で永遠の命を得る事もあるのでは。

その頃は友人も死に絶え、孫ですらいないかもしれない。そうなると何の為に生きながらえたかわからなくなる。やはり、今をしっかり生きてゆかないと、Too Late。人生の着地点なんか考えず、走り抜いて「ピンピンコロリ」がいいな。贅沢を言えば、その日は「じいさん起きてこないね」と孫が朝飯を告げに来たとき、「息してないよ!」はどうだろう。みんな驚くね。

 

 

熊本地震の被災者へお見舞い申し上げます。

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14日の熊本での地震が当初本震と言われ、その後より大きなエネルギーのマグニチュード地震が発生し前震(M6.5、地震の深さ11Km、最大震度7)となり、昨日未明、本震(M7.3、地震の深さ10Km、最大震度6強)が発生。14日の時点で地震予知会では「比較的浅い地震は余震が多くなる傾向があり、中央M7.6と南西部M7.2の断層帯が連動して動く可能性を示唆していた。それが本震となったのだろう。

活断層に沿って被害が拡大している。心配で、福岡にある客先へ安否確認の電話をした。すでに交通インフラのトラブルが始っていた。今回は学習効果からか、取引先数社から部品調達等の問題確認メールも来ていた。

余震が続く中、救援ボランティアの二次災害を避けるため、現地へ入れないが、各企業の支援は始まっているようだ。取引先の発電機メーカーも支援されていれば良いのだが。自販機は緊急時の飲料として無償開放すると以前聞いていたのだが、実際にはどうなのだろう。個人によるボランティアは無私の心が背中を押すのだろうが、企業は利益とか宣伝効果などを社内稟議制で実施するので難しいな。組織のリーダーシップは平常時から鍛えていないと、緊急時に生きない。

3.11の際は社員一同で炊き出しや、被災された得意先へはお見舞いの寄せ書きを届けたのだが。今回は異例なほど多発余震が発生する中、我々素人は状況が落ち着くまでは動くことができない。72時間の壁に対し、一個師団を超える自衛隊派遣を政府は決定した。一人でも多くの生存者を確保してほしい。

多くの市町村にある青年会議所の支援スタートは早かった。自然災害に対し人間はあまりにも非力であり、その影響を甘んじて享受しなければならないが、人間社会の連携は知恵であり生存力である。