昨日は、ゴールデンウィークが終わり娘夫婦と孫達を東京の湾岸へ送り、明日の「母の日」を口実に、先日熱を出したと言う母の様子を見に西東京へ向かう。
首都高をいつもなら池袋方面へ向かうのだが、新宿方面から高井戸で降りることにした。環八の信号待ちをしている際、先日アンプ用のトランスのことで質問があったお客様に電話をしてみた。土曜日だが仕事をされているとのことで、荻窪にあるそのお客様へ寄らせていただくことにした。荻窪は青春時代の思い出の地でもあり、今朝から「もしお客さんの都合がよければ寄りたい」との思いがあった。
10分もしないうちにお客様の作業場へ着いた。縁があれば「突然でも会える」という気持ちでいたた。先方は既に用意されていたが、名刺も用意せぬ自分に悔いた。
アンプが数台置かれ、机の上には先日発送した電源トランスが載っている製作中のアンプが横たわっていた。私は高校時代アンプ屋さんへ少しアルバイトしたことがあり、この雰囲気が懐かしかった。
お客様は本来、楽器の調整やセッティングを行う楽器テクニシャンで、今もライブ等本番中もサポートをされているとのことでした。だから音楽業界に知人も多く、アンプを供給され、そのほか楽器メーカーを通じて市販もされているとのことでした。
初対面ではありましたが、物腰が柔らかく謙虚な方のため、つい話し込んでしまい小一時間たち、ちょうどギターを抱えたお客さんが来られたため、それを機においとますることにしました。今後メールや電話でやり取りをすることで、トランスの協力をさせていただくことになりそうです。縁があって会えた人、だから大事にしたい。
