markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

今年もJC卒業式


立場上今年もJCの卒業式に出席。10年以上の在籍の卒業者は、感涙のスピーチ。最期のスピーチに思いが溢れ出る。
あるOBは「昔はこんなに泣かなかった。今の会員は豊かな時代に育ち、やわいのでは?」とのこと。こちらは年のせいか、もらい泣きに耐えるので苦労したことが言えなくなった。
涙はともかく、卒業式及び送別例会は昔からの伝統が未だに続く。バッジ交換に巻物伝授と卒業生による出し物。OBによる乾杯と閉めの言葉。JCマンと卒業生はスピーチが好きで、人によっては説教好き。そういう私も、これも立場上乾杯の音頭を取った。「現代は省エネとしてLEDの時代なのに、いまだ伝統(電灯)がついている」と洒落を言ったのだが、通じない。OB達に後で聞いたら、今の人たちは蛍光灯は知っているが、電灯という言葉を知らないらしい。
現役メンバーには泣くことが流行りではなく、もっとハングリーになって欲しいの願いから「中国や韓国の青年達のハングリーさに負けないように日本をよろしく!」と最期の言葉としたが、果たしてこれも通じなかったのではなかったのか?
昔は100人近い会員がいたが、来年度から50名でスタートだそうだ。事務局も雇えないほどの深刻さ。世の為、人の為に役立つことをしている集団は、いつの時代でもコミュニティーには受け入れら、彼ら当事者もいつかは幸せになれる。時代は多様化しており、様々な価値観を持つ若者の選択肢は広がっている。その中でJCに加入してもらうには、出会いと知名度の向上が必要であろう。この問題はロータリーと共通している。
まるで息子達を見ているようで、各事業所の最前線で仕事をしながら、JC活動をやってもらっていることに感謝。私も今日でシニア会長を卒業する。