markdadaoの日記

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富岡青年会議所シニア&現役交流懇談会

富岡青年会議所のOBで構成されるシニア会が現役メンバーを招待し交流懇談会を行った。その日シニア・現役ゴルフコンペ(名称:ジャガイモコンペ)が行われ、夕方から開催されたこの交流会に大多数が合流。
シニア会が準備を重ねてきた交流懇談会は、その準備のお陰で活発な意見交換と、現役会員が抱えている問題を知ることとなり、総勢約50名の参加をもって成功裏に終了した。
テーマも参加者が関心ある事項に絞り議論された。旧官営製糸場を舞台に行われていたイベント(シルクデー)と、昨年よりシルクデーの他に七夕祭りと盆踊りを加えた夏祭りに対する内容が主であった。
OBからは「現役会員が自ら納得し楽しめるイベントを企画し、実践する中でリーダーシップを形成したり、達成感を味わってもらいたい」との意見が多かった。
現役は「組織が社団法人となり公益性を高めた事業をやらなければならないことと、旧官営製糸場を管理する一部市の職員の非協力的な応対により、現地での開催が難しく外でイベントを行った」ことが発言された。一部現役リーダー達は、夢が描けない環境下で一般会員を引っ張ってゆくのは大変だとも発言がある。
私たちOBの現役時代は幸せだったかもしれない。あらゆる条件に対し議論し理解をいただき、JCライフを楽しませていただいた。そこから指導力や社会奉仕を学び、多くの友人が生まれ今がある。
しかし現在は公益性を求めた事業への制約や、悪弊のお陰で彼らは委縮している様にも感じられる。
信じられないが、指導力開発や社会開発の論議や教育にも制約があり、年間12回ほどの例会で10回ほどの公開例会(地元へのサービス)をしなければならないなど、公益社団法人の曲解が災いしていると思われる。この問題は管理監督する県行政の人たちと、青年会議所における社団法人の意義と目的を研究討議しなければならない優先的な事項であろう。また、彼らが自腹を切って町づくりを行う、そのような夢の実現を阻害する環境は至急改善しなければならない。
強調して言いたい。「地域における青年達は町の将来を担う宝であり、彼らの思いを大人たちは受け止め慈しまなければならない」と。