markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

自分へのこだわり

喫煙をしていた頃タバコを持ち歩くのが面倒なため、車のダッシュボードに、机の引き出し、自宅の茶ダンス等にタバコを置いておいた。ある日得意先の技術の方と打ち合わせを行っていた際、その方から「まだタバコを吸っているの? アメリカではまともな経営者はタバコを吸わないよ」と問われた。その言葉と同時に、丁度長男が誕生したこともあるので、その場でタバコを吸うのを止めた。不思議な事に、あちらこちらに置いてあったタバコがそのまま封が開いたまま干からびて行くのを見ても吸いたいとは思わなかった。確か、そのうち自分でそれらを廃棄したと思う。
その何気ない言葉のきっかけを作っていただいた方は、今では一部上場企業の技術担当取締役になり、海外の子会社の社長も兼務している。


新規のロータリークラブができるとのことで、人に誘われ入会することになった。そして例会に出席すること、会費を納めること、そして「ロータリーの友」という月刊誌を読むことが会員の義務であると教わった。そこで100%出席を自分に課した。チャーター会員44名中、現在100%出席者3名のうちの一人である。海外でのメーキャップ国はアメリカ・香港・韓国・フィリピンと上海である。国内もあちらこちらでメーキャップをするのだが、100%出席は自分だけのゲーム感覚でやっているので面白い。しかし最近は地区へ出向しているせいか、出席義務回数の倍近くになっている。


娘夫婦に誘われ、昨年よりブログを書き始めた。そして、1年間毎日継続して書くことを自分に課してみた。だいたい寝る前に書くのだが、毎日書くとなると単にその日の出来事を書く日記では限界がある。そこで、日々思いつくことを整理して書いている。そのうちブログ掲載に耐え得る内容を、新聞記者のごとく嗅覚を高めながら日々を送るようになってきた。日々の出来事を受動的に書くのではなく、ブログを書くために日々の生活を送るという、本末転倒な生き方に変わりつつある。


以上3件の自分に課したこだわりは、結果としてやりすぎの感がある。これは自分にとって長所であるが、欠点でもある。ほどほどに生きて、これはという大事な事に集中できる人間になりたい。