markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

中国東方航空

今回の中国出張はディスカウントチケットで中国東方航空 (MU)に乗る。確か30年近く前だが、最初の訪中ではこの中国東方航空へ乗った記憶がある。
当時は街中の虹橋空港しかなく、帰国する時はいつも空港内の立ち食いのてんぷらそばを美味しく食べた。今は浦東空港が殆ど国際線の発着場となっており、街中から空港まで約1時間かけてたどり着く。
タクシーだと2,000円から3,000円かかるが、地下鉄とリニア・モーターカーを利用すれば半値ぐらいで行ける。バスを利用すればさらに安くなるが、バスターミナルまで行かなければならないので、荷物が多い時は不便である。
一度猛スピードのリニア・モーターカーに乗ったが、飛行機が地上を飛んでいるようで非常に不安であった。タクシーも中古自動車を猛スピードで飛ばすので、命をかけるのに甲乙つけがたかった。しかし、最近は高速道路が完備し、スピード違反防止用のオービスが適度に配置されているので、タクシーも安全運転となってきた。
今回は安全運転のタクシーであり安心ではあったが、何度も話しかけられるので最初は適当に相槌を打っていたが、そのうち睡魔が訪れ億劫になってきた。そして、ターミナルが第1か第2か質問されて眠りから覚めた。
フライト2時間前のカウンターは空いていた。しかしすでに満席状態で、窓側席をリクエストしたが無かった。それとハンドキャリーしていた荷物がオーバーウェイトとなり、追加料金を払うこととなった。
そのあとはスムーズに通関を通り、時間がまだあるので食堂に入り韓国の辛ラーメンとミネラルウォーターをオーダーした。約1,000円も出して即席ラーメンを食べた事になる。
機材の遅れでMU271は17:10フライトが1時間以上の遅れとなった。搭乗者の9割がたは中国人で日本人は主婦の団体ぐらいであった。旧正月を中国で過ごした日本への留学生が多かった。誰一人文句を言わずおとなしく待っていた。以前香港や北京で大幅にフライトが遅れた時、ある日本人が地上アテンダンスに食ってかかって文句を言っていた。
1時間遅れで成田に到着し、荷物の通関で2,3質問をされたが通してもらい、空港内の宅急便カウンターへ行った。あと10分で営業が終わるから急げと言われ、あわてて送付先を書き入れていた。後から来たお客が瀬戸物を送るので壊れ物扱いをしてくれと交渉をしていたが、こちらは宅急便の代理店だから保証はできないと突っぱねられていた。中国の昔の慣習が、現代の日本にも根付いていることを知った。
成田第2ターミナルの最終列車に駆け込んだ。切符を購入している時間が無かったので、乗車証明をもらい、荷物が多かったので駅員の人が一緒に列車まで運んでくれた。宅急便のおじさんの嫌な印象が、JRの駅員さんの好意で吹き飛んだ。