6月の上海以来、久しぶりでお得意様の取締役と今日お会いしました。
会社の規模縮小と再生へ向けて采配を取られているさなか、お会いすることを遠慮しておりました。社員さんの再就職の斡旋や、企業の黒字化へ向けての戦略の構築に苦心をされているご様子でした。
自分達の会社は小さいので、家族の給与を下げることで収支バランスをとることができますが、事業規模が大きければそれなりのご苦労があると思われます。
このような時期、社員さんが殺気立っていて取引先との応対にトラブルがあるとのこと。
いくら下請け先とはいえ、取引は平等であるのだから態度に気をつけなければならない。ましてや「買ってやる」のような態度は厳に慎まなければならない、とおっしゃっておりました。
ロータリー理念の一つである4つのテスト（1930年に誕生）にある「みんなに公平か」のチェックが、100年に1度の不況と言われている今日、実際に現場で必要とされていることに驚きと、再認識した次第です。
