markdadaoの日記

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逆流性食道炎の検査内容

1年程前から声が嗄すれ、最近は胸やけが頻繁に起こるようになった。そこで、毎月お世話になっている和田クリニックの先生へ「胃カメラで上手い先生を紹介してください」と依頼したところ、即座に高井クリニックをご紹介いただいた。

高井クリニック マンモグラフィ完備 乳腺専門医 鼻から胃カメラ 群馬県富岡市 乳腺クリニック

今朝9時半の予約で問診票を記載し、待合室で名前が呼ばれるのを待っていた。「鼻から胃カメラ」と書かれた掲示を見るのだが、どうしても昨日の事件もあり嘉門達夫の「鼻から牛乳」と見えてします。

最初に胃の洗浄剤と水を飲む。眼鏡を外し、ベルトを緩め、ズボンの上のボタンを外し、ベッドへ仰向けに寝る。「右か左のどちらが良いか?」と看護婦さん。右の鼻が良く詰まるので、通りを良くしたいと思い、「右の鼻」と確信も無く言う。ゼリー状の麻酔薬を鼻の穴へ入れ5分待つ。「喉に来たら飲み込んでください」と言われた。飲み込んでいると、そのうち左の方へも回って行く。

先生が薄い青いゴム手袋をはめ黒光りした内視鏡を鼻孔へ。目の前にあるその光ファイバーは5.6mm径というが1cm径ほど太く感じる。つばを飲み込むとむせると事前に看護婦さんに言われていたが、よだれを垂らすような習慣が無いので困った。喉周辺で先生は観察しているようであった。ようやくファイバーの先端が胃に到着。そして「胃に空気を入れますからゲップしないでください」と言うので、ここも我慢。不思議な事で昨夜から断食状態なのに満腹を感じる。(痩せたいなら、1日に1回胃に空気を入れると良いな。)

胃の辺りに来ると内視鏡のコードは50cmから60cmのラインが目の前に見えてくる。ここらで引き抜いてもらえるかと期待していると、逆に70cmのラインまで来る。胃の幽門を通過し十二指腸へ来たのか? 内視鏡は1mも無いのだからここらで終わりにならないのか? ようやく胃の空気を抜き、引き抜き始めた。しかし食道の辺を上下し、喉頭辺でまたうろうろし、ようやく鼻孔から内視鏡は生還した。

その後、内視鏡で取った写真を先生のパソコン画面から見せてもらいながら説明をいただく。検査前にベッドで寝ながら、もしガンを宣告されたらじたばたせず、覚悟を決めようと自分に言い聞かせていた。

「喉にある声帯は綺麗ですが・・・」(ドキッ)「食道と胃の入り口にある噴門の辺が多少炎症を起こして赤くなっていますが・・・・」(ドキドキッ)「胃の中は加齢によるしわがあるのですが・・・・」(ドキッ)「胃の内面に白い粒がありますね。これはポリープですが・・・・」(ドキドキッ)「十二指腸は以前潰瘍があったとの事ですが、痕跡はありません」(ハァー)「下部食道括約筋がゆるみ噴門が多少開いているが、これは加齢とは言えない。この括約筋を鍛える事も出来ないのでどうしようもない」

結局、胃薬(ガスチモン 5mg)を処方してもらい2週間後に改善されたか再診する事となった。

お医者さんは手術中「アッ」とか、患者に説明する際「〜が・・・」と言って言葉を止めないで欲しい。