markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

職業と業態、そして未来の職業

私が社会に出た頃は携帯電話やポケットベルもなく、自宅の黒電話と公衆電話程度であった。それが1980年代後半より徐々に多くの人が持つようになってきた携帯電話。そして現在その産業に関係する職業が増加している。アメリカのデューク大学のキャッシー・デビッドソン教授の「2011年にアメリカの小学校に入学した子どもが社会人となるころ、その65%が今は存在しない職に就く」という説は真実味を帯びている。
ロータリークラブが以前一業種一人の会員制を、最近は同一業種5名以内及び51名以上のクラブの場合10%以内と時代の多様性と新会員拡大のためか緩和されてきた。異業種団体としてのバランスや、特定の利益集団にならないような配慮が見受けられる。しかし、業種として縛りを設けるのではなく、業態として分類を考えた方が良いのだが現実性に乏しい。
また新たなる業種が拡大しているのだが、まだ市民権を得ていない業種に関しては大枠のカテゴリーの中に無理矢理入れられてしまう。先月からの企業統計調査の業種に関しても、用意された中には当てはまらないものもある。
大事な事は変化への対応力と、倫理観のある職業意識だと思う。そして需要への応えとして職業が生まれると理解し、私たちの内在する欲求を満たす仕組みが未来の職業と考える。