朝食を摂りに最上階へ行く。ここのフロントは日本語が通じるので日本人の観光客が多い。しかし左隣は中国人の二人が口角を飛ばしている。正面は韓国人家族、帰る頃三人組の若い日本人女性等がテーブルを陣取る。BGMは場違いの黒人のDooWapで良かった。
9:30に出迎えられ10:00から12:00過ぎまで通訳を入れて打ち合わせ。昼はそばのレストラン街に行くがどこも混んでおり、日本食の定食を食べる。通訳いわく、ここ5,6年日本にいるような錯覚を起こすほど日本料理屋が多くなったと。午後は工場へ通訳無しで出向く。6:30頃ソウルへ戻る。
旧友と夕食を約束し、ウナギ屋へ連れて行かれる。そこへ政府のある委員会の委員長だった彼の従兄弟が合流。「委員長だった」とは、近々大統領選挙があり身をフリーにしておくように、ある筋からの要請だそうだ。彼は政党を問わず必要な人物らしい。
彼らはマッコリで、下戸な私は炭酸水で談笑する。「長い歴史の問題だから簡単に解決はしないだろうが、両国とも政治経済で必要な国であるから破裂するようにはならないだろう」というのが我々の談笑内容。
せっかく韓国へ来たのだから、焼き肉くらい食べたかったと恨めしながら、明日は早いので、早く寝ることにする。
