markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

中国製


デザインの良さで購入した日産ティアナ、8年間で245千キロの走行距離。5千キロごとのオイル交換の効果かエンジンも未だ堅調。しかし徐々に人間の身体同様痛んできている。前輪駆動の為か前輪タイヤの摩耗が進み、車を交換するかタイヤを交換するか決断を迫られてきている。
車両の輸出を手がける友人に中古タイヤを依頼してあったが、ちょうど合うタイヤが出てこない。そこで新品のタイヤ価格を調べてみた。ついでにヤフオクでも検索してみた。同サイズでも国別に価格がそれぞれ違う。日本製に対し韓国製は75%、台湾製は65%、中国製は40%の価格差がある。余りの価格差の為、依頼していた車の専門家である友人に相談したところ、日本で販売するからには品質面では大きな問題の差はない。あるのは摩耗の早さで、国産品が二年間もつならば中国製はその半分の一年間と考えればよいとのこと。今度の冬は越せないだろうと思い、一年間だけもてば良いと考え中国製を手配した。
車は高速で走るため、その安全性には関心があり、一般には中国製を敬遠する人は多いだろう。しかし、うちは10年以上前から中国でもトランスを作っている。外観不良や修正可能な不良は多かったが、致命的な不良は少ない。そして毎日のように中国の会社と連絡を取っているので、それなりの親近感はある。問題は自由経済の経験不足が、末端の外注工場やその作業者の意識を高めるのに時間がかかっている事だろう。