markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

被災地を心で知る

今晩9時からNHKのNews Watch9にて災後復興をテーマに放映された。京都にあるIT業界の「はてな」が被災地の現実を、若い社員たちに体験させるとして、宮城県陸前高田で行われた4日間の合宿を密着取材していた。
日本や韓国のIT業界の人たちと会うと、時代の先端を行く産業のために利益率も良く、同年齢の人たちと比べると給与も高く、話をすると勢いを感じる。しかし、職業を通じて社会に寄与するという発想を感じ得ることは少なかった。

しかし、「はてな」の近藤社長さんは若い社員を引き連れて、被災地を訪問するということを考え、実行したことは評価される。「はてな」が生みだすプログラムのほとんどは人が使う。その人たちの心を知らなければ、素晴らしいプログラムも画餅に帰する。そんな理屈よりまず、訪問することでその被災地にお金を落とすことが出来る。そしてこれからの日本は、この東日本の被災地を抜きにして発展は考えれれないことを知るだろう。その現場を訪れると言うことは、「百聞は一見に如かず」という諺通り、すべてのインスピレーションに影響を与えてくれる筈だ。彼らがこれからも生みだすプログラムは、人の機微を感じさせてくれることになるだろう。

あと1週間であの日から1年が経つ。被災地の人のことを考えると、今の自分の仕事の苦労も大したことではない。今朝RI2520地区の和田ガバナー補佐からお電話をいただき、4月1日朝10時から宮城県塩竃でフェリーの進水式が行われることを確認した。私達のクラブの仲間たちと訪問する予定です。