私たちのロータリークラブには転勤で辞めてしまったが、今も1年に1度はメイクに来るドイツ人のＥ君と、現会員のＩ君がいる。
昨晩Ｅ君から、この度の地震災害援助に対し具体的な提案メールがありました。彼は数年前小さな古城を購入しているのか、被爆の可能性のある地の若者という条件付きで2名の短期留学生を受け入れる用意があるとのこと。食費と部屋代は自分が負担するとのことだが、早急に人選することは難しい。しかし彼の申し出には感謝する。時機を見て関係ルートに確認をする。
Ｉ君は社命で急遽帰国したのか、ドイツから同じクラブの懇意にしているＴ君宛てにメールが届いた。ＴＶで日本の状況を見聞きし、窮状を憂い、薬の調達から義捐金の募金活動、そして自宅に残してある衣類や寝具をＴ君に託し、被災地へ渡してもらえるよう訴えている。
また二人のメールの最後に、ドイツでは7つある原子力発電所をただちに止めるよう、住民が働き掛けをしている内容が書かれている。住民と工場が安全について、大きな論争を展開している様である。
今回の原子力発電所事故をきっかけに、世界規模で安全とリスクの論議を招くことになるだろう。核の専門家であるＩＡＥＡの天野事務局長が、本部ウィーンから明日18日に来日する。
