markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

BANERJEE


ロータリーの友が本日配布されたので、早速ページをめくる。
2011-2012年度の国際ロータリー会長となるインド・パピロータリークラブのカルヤン・パネルジー氏の口述がある。文中3つのポイントに興味をもった。

1.

会長年度に三つの成し遂げたい事を質問した際、二つ目の若い人たちを確保する手段としてネットワークを活用する

旨を回答されております。これはネットワークを好む若い人たちに、ネットワークを活用してアプローチをしないと、face bookなどのような他のネットワークを構築されてしまうだろうと言う危機感の表れかと思います。
以前世間で懸念されていたDigital divideが、ロータリアンの中にも現存しております。このままの状況で後10年もしますと、社会・国際貢献をテーマとするネットワークが生まれ、様々な職業に就く若者たちがステータスとして参加し、ロータリーは存在理由を失うこととなるかもしれません。私は実際そのような志向をもつ若者達を知っております。
スマートフォン、PC等を使いこなし、また英語等多国語を理解する努力が求められるでしょう。

2.

会員増強についてのコメントで、「会員増強のための方法を変える必要があります。」

と述べています。実は会員増強は外へ向かうのではなく、内省し戦略的に若い人たちの期待を先取りした新ロータリーを創造することで、尊敬されるロータリーに生まれ変わるんだと理解しました。最近、外への教育プログラムがトーンダウンし、ロータリアンのための教育(RLIやロータリー・コーディネータ等)が盛んになってきたと思われるのは私だけでしょうか?

3.謙虚さについて下記のように説明されています。

謙虚さとは、強さの要素であると思います。強い人だけが謙虚になる事が出来るのです。強い人ほど、謙虚です。・・・・・謙虚さは内面の強さから生まれるものだと思うのです。慎み深さも同じです。自分が持っているものを誇示しなくてもよいのです。自分の持っているものをひけらかすのは、自分の可能性を発揮できていないから、それが誇示したい理由なのです。私は自分が謙虚なのか、慎み深いのか、本当のところはわかりませんが、そうありたいと思っています。

HumbleやModestの欧米人にとって、アジアの「謙虚」の真の意味を理解しがたいでしょう。