ポリオを全世界から撲滅させるために、ビル&メリンダ・ゲイツ財団が2億ドルと3.55億ドル合計5.55億ドル出すからロータリーも120万人の会員へ呼びかけ2億ドルを集める。ポリオ撲滅プログラムは1985年フィリピンで始まり、1988年までに2.7億ドル集めた。
昨今日本ではペットボトルのキャップでポリオワクチンを寄贈している団体や協賛者のほうが、ロータリーと比べ良く知られている。
- 現在生ワクチン1人１回分(0.05mL）は10円とか20円と聞いているが、ポリオ常在国の残り4カ国でワクチンを投与する総必要量とその総費用は？
- そしてその根絶費用には12億ドルかかると言われているが、ワクチン以外の使途は？
- インドではUttar Pradesh州とBihar州が流行の中心、ナイジェリアはKano州が流行の中心といわれているが、アフガンやパキスタン北部の戦闘地域内での投与はどの様に行うのか？
- アルジェリアの様にワクチンに対し不信感から投与に非協力的な状況をどう対処しているのか？
- ロータリーは今まで7億ドル以上をポリオのワクチンに費用を投下した。当初撲滅するまでには8.5億ドル以上が必要と言われていた。WHO、ユニセフ、米国疫病対策センターは今までにいくらの資金と技術援助を世界各地にしたのか？
- ポリオプラスと銘打っていたが、途中から結核などに資金をまわさず「遺産」と言う表現をしているが、意味が良くわからない？
- ロータリーは世界で99％のポリオを撲滅し2005年にポリオ撲滅を終止符打つはずであったが、ＷＨＯとユニセフの依頼で「根絶」に方針を変えた理由は？
もし上記の件について教えていただける方がおりましたらお願いします。
余談：
国際ロータリーのパートナーであるＷＨＯ事務局長はマーガレット・チャン博士、ユニセフ事務局長はアン・ベネマンさん、両者とも女性である。マーガレット・チャン博士は中国が推した香港人で、アン・ベネマンさんはアメリカの元農務長官。以前来日した際、知人から紹介を受け名刺交換をしたことがある。ふっくらした方で同い年であった。カルフォルニアの農業局長後ホワイトハウスで農務著官となったが、病後ユニセフへ移籍したと聞いていた。
