宮津製作所（宮津製作所 - markdadaoの日記）の記事が今朝の日経新聞の朝刊から目に飛び込む。
経産省のリードで富士テクニカが宮津製作所を買収することにより業界再編を促し、日本の金型技術の流出を防止するとのこと。すぐに宮津製作所に近い友人に連絡を取ったが、地元では比較的に落ち着いていた。
オギハラがタイ資本の傘下に入った昨年中に、経産省は動くべきでなかったのか？
先日の工場見学をさせていただいた時、多くの設備や計測器またその製品の品質管理の高さに、これは日本の財産だと強く感じた。
旧事務棟の２階すべてが多くの部屋に分かれた商談室であったが、今はガラガラであった。これも時代の変化が押し寄せた結果であったのか。相談役が「これからの人たちが大変である」と憂いていた事が、今日の発表だったのかと思う。
相談役やその社長がモータリーゼーションの発展期を走り抜けてこられた。そして時代の変化がこのような再編になってしまった。相談役は十分社会のために働いてこられたのだから、これからは健康に留意し悠々自適な生活を楽しんでいただきたい。
