markdadaoの日記

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市川のお花屋さん


お昼に八重洲富士屋ホテルのコーヒーショップで仕事の打ち合わせを行う。ここはいつも落ち着いた雰囲気があるので好きだ。早めに済んだので、傍の八重洲ブックセンターを覗く。日経の下段広告にあった書籍を購入。

今日の二つ目の予定地の市川駅へ向かう。学習効果がまったく無く、また逗子方面の列車に乗り込み品川駅でユーターン。倍の時間をかけようやく市川駅へ。折しも今夕は市川の花火大会でごった返してる。約束の時間には早いので、遅い昼食を摂る。

市川駅の傍にいとこが花屋を営んでいる。学生時代アルバイトをした事もある、懐かしいお店に顔を出す。

花屋さんは綺麗で楽な商売の様に見えるが、夏場は水の交換を毎日するので、水の入った桶が重く手も青臭くなり大変だった。近頃は市場が週3回で水交換も減ったようだ。

「水もの」の商いは原価率が低く儲かるのが定説であった。最近は仕入原価が上がり、売値が落ちて昔ほど儲からないとのこと。
商品も100種類ほど有り、新しいのも出て来るので店の売り子も覚えきれないそうだ。

また店には商品の花は当然あるが、各種祭壇の写真しかない。それは花をアップして写真を撮っていた時、現物より綺麗に見えたので店内にも花の写真があるか探していたからである。理由は以前あるプロの画家が、自分の絵を映像に取りプレゼンテーションをしていた。そして画家曰く、映像を通した自分の絵は実際とは違う、新たなる芸術であるとのことであった。

お店のホームページに毎月花の写真を5点ほどアップし、花言葉、原産地、管理上の注意事項や情報を記載し、花の名前当てゲームを行う、回答は次月に行う。そして年間を通じ、一定以上の名を当てた人には称号を与える。その人が花の文化の普及指導者として話題を広める。そのような草の根活動をITを活用して行うことにより、市場のボトムアップが出来る。


しかし、花が高くなるのでは買いづらくなる。再度花のコストも計算をして、低価格でも販売できる方法を花の組合としてもやるべきではないか?季節を超えた人為的な花は見た目がきれいでもコストがかかりいかがなものか? 野菜や果物と同じで、旬なものが一番輝いていると思う。

講演を聞きに行くのでその先生のために花を作ってもらい、その会場である千葉商科大学市川駅前から出ているバスで行く。バスに乗り込んでから、大学の名前の停留場がないため隣席の方に尋ねたら別の席から「私もそこへ行くので」と声をかけられた。


花屋さんで話し込んでしまい時間が無くなっていいたので、会場となる校舎も解からず助かったと思い「ついて行きます」と答えた。そして教室まで連れてきてくれたその学生さんにお名前を聞き、名刺交換をした。最近の若い人にしては珍しい親切な方であった。講義の内容は別の日に掲載する。