markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

ソフトバンク基地局を撤去


ソフトバンクより「富岡地域における基地局撤去」のお詫び文が届く。6月にソフトバンクショップで端末をiPhoneに切り替えた際、エリアカバーを増強するとの話を聞いていたのだが。
8月末日で基地局を撤去する事を知り、善後策を相談するため「お客様センター」へ問い合わせをした。
方法の一つとして「ホームアンテナFT」による無償サービスを薦められた。これは固定電話回線を無線に切り替え、携帯電話が使えるようにするもので、インターネットの無線LANとは違う。
問題は実際に使えるまで免許申請等で2〜3か月かかる。かつ、会社名義のユーザーは自宅へは設置が出来ない。範囲も直線距離で20〜30mで壁などの障壁があれば有効範囲は小さくなる。最大の問題はホームアンテナを設置しても、自宅を一旦出ると富岡市内にいる間は電話は使用できない。勿論3Gも使えないことになる。
ホームアンテナの免許申請をして認可が降りた場合、その機器の設置は個人で行うことになるのだが、できない場合はソフトバンクが無償で工事を行うが順番待ちの様だ。またその機器が不要になった際、返却が遅れれば26,000円を徴収するとのこと。申請資料も相当詳細な内容を要求されるとの事。
何故基地局を撤去するのか理由を尋ねた。「その内容は解からないので、確認するから待ってくれ」とのことで数分待たされた。このような質問が多く来ていると思ったのだが、オペレーターへは知らされていない。その答は質問内容と違い、電話が使えなくなる地域を何か所も一方的に話始めた。あわててメモを取ったら、富岡市内の地域を只言っているだけであった。そこで再度何故このような事になったのかを質問した。
驚いたことに、「基地局が建っている処の地主から、返却を求められた」とのこと。こんな唐突な撤去でなく、電話の基地局は公共インフラとしての責務があるのでは?今回の問題はビルの上を借用しており、そのビルのオーナーが倒産して新たなるオーナーからの要請かと推定するのだが。代替え地を得て基地局を再建設しないのか質問をした。答えは「運用調整中」とのこと。言ってる方も聞いてる方も意味が良くわからない。これ以上質問をしても無理だと思い、オペレーターのNさんへお礼を言って電話を切った。時計を見たら36分も経過していた。
このようなきっかけを理由に町中公衆無線LAN? - markdadaoの日記の構想を市行政が検討してもらえるといいのにな。そのためには富岡に居るSoftbankユーザーがもっとこの問題を話題にしなければならないのだが。
9月1日から私が富岡にいる間は連絡がつかなくなることになる。もっとも自宅と会社にいる間は別だが。30数年前までは携帯電話は無かったのだから、その頃の再体験が出来る。たまには居どころが解からないことも良いかな?