markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

寒村へ漁船エンジンを


台風や海が荒れると収入が途絶える。手漕ぎのバンカーボートでの漁は限界がある。食えなくなると都会へ職を求めて行くが、学歴やコネもなくここでも仕事に溢れ、ゴミ捨て場などに生活の場を置く。
困窮から疫病や犯罪を招き、それを嫌う都会人たちがスラム街の立ち退きを求めたり、逆に医療センターや水道を敷設したり改善を計っている。
しかし、農村や漁村でしっかり所得が得られれば、住み慣れた故郷を捨てて都会でスラム街に身を置くことはない。そこで陸の孤島であった漁村へ、新品のエンジンを寄贈することになった。エンジン付きの漁船で沖合までの漁業が可能となり収穫を拡大する。
群馬県(RI2840地区)の沼田ロータリークラブの寄付金で10台の新品エンジンが寄贈された。地元のロータリークラブの指導で、1台約17,000円を3年間利息なしで分割払いで選ばれた漁民に託す。3年後に回収された資金を元に、再度エンジンを購入し新たな10人に配布。

 左は「カラヨ村」の入口。下はバンカーボート。






左上はロータリアンから説明を受ける漁民。