markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

フィリピンにおける水質浄化実験

フィリピンの河川で水質浄化の実験を行う事の無謀さを知った。
膝高の水面が雨台風で一夜にして7mの高さとなり、家も車も飲み込み空中を這う電線にゴミを残し全てを奪う。
この1ヶ月雨降りで河川への設置工事が進まずヤキモキしていたが、不幸中の幸いで設置していれば全てを失った。
この教訓を生かし、小島先生と現地のロータリーアンの大場さん等と相談し対策を立てた。
天災とはいえ万が一流失した際、私の責任は免れなかったろう。
もう一度チャンスを貰ったと考え様々状況を予測し対応しなければ。帰って皆と相談しよう。
現地のJICAの方々とも打ち合わせを行ったが、温度さというよりは考える方向に違いを感じた。
水質改善以前に為政者の治水への取り組みと、不法占拠者が何故発生するかを考えるべきだ。今も浸水した家で生活を続けなければならず、トイレも排水設備もなければ結果は明白である。
ゴミ投棄は無言の政治不信の現れとも理解できる。
自分達の住む町を汚したいと誰が考えるか!