markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

「富岡製糸場のある町」の生い立ち

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住んでいる町の生い立ちを知るきっかけは、6年前岡野前市長の時代、富岡のまち編纂委員会が編集した「富岡のまち」を偶然読んだことにある。これは長年編纂委員であった今井幹夫先生を始めとした諸先生の尽力によるもので、以下に大綱を記す。

最近、ユネスコの「世界記憶」に登録された、その多胡碑が建立された711年当時、富岡はまだ存在せず、現在の市街地周辺に小村があった程度であった。1590年豊臣秀吉が天下統一をし、未来の富岡を作ることになった中野七蔵が宮崎城(富岡市西地域にある)に入城し、代官とし統治を始める。1615年、織田信雄織田信長の次男)が小幡を支配することになる。翌1916年には前田利家の五男利孝が七日市に陣屋を築く。

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富岡市グルメ「 茶フェ ちゃきち」

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お茶の専門店がカフェとして開業し、今年で3年目になるそうだ。実家である民家を土足で上がれるよう南廊下まで板の間とし、テーブルと椅子を配置し、庭先には2車両の上信電鉄が走り抜けるのを見ることができる。

我々は奥のソファーに落ち着いた。店の人が「ブラインドを下げましょうか」と気を遣っていただいたが、春まぢかの陽射しを遮るのにはもったいなかった。早速、煎茶をいただくこととした。

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産油国の再生可能エネルギーについて考える

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昨今、産油国太陽光発電が話題になっている。自前の豊富な石油や天然ガスで発電ができるのに、なぜ太陽光など再生可能エネルギーのプラントに投資をするのか?

理由は石油や天然ガスは外国に販売したほうが利益が出る。太陽光パネルなどのインフラコストの低減と砂漠の立地に優位さが出てきた。国内の冷房需要が高まる、ピーク電力の抑制ができる。と、新聞に記載されている。

産油国は石油に頼らない経済への改革を推し進め、国内エネルギー消費の効率化を図るとされている。砂漠しかなかった国家に石油が発見され、世界から多くの富を集めた歴史があり、それを維持継続しようとの思いがあるのでは。

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久しぶりにロータリーの話

先日、昭和24、25年生まれのロータリアンの任意の集いがあり、退会した自分も誘われるままに参加。以前はロータリー活動に没頭しており、それへの客観的な見識というものが希薄だったと気づく。

ガバナーや会長経験者などが集まる中、話しの中心は組織や運営についてが多く、ロータリーの奉仕活動についてはほとんど触れなかった。ただ、親睦( Fellow ship)が大事だと言っていたが、それは会員同士の縁ができるとして、ほとんどは組織内に向けられた話題であった。

これらの事について、自分にも身に覚えがあり否定はできない。しかし、本当に大事な事は社会に奉仕、貢献し、その活動の中で人間形成ができるという事だったのだが。

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「地政学で考える日本の未来」を読んで

 

 

著書は「中国の派遣戦略に立ち向かう」櫻井よしこ氏。

以下に抜粋 を記載。

 

戦後、日本は日本国憲法を後生大事に守り続け、「自分の国は自分で守る」という世界各国にとっての常識を忘れ、現実から目をそらしてきました。

日本は自信を持って価値観を高々と掲げ、中国とは異なる姿をアジア諸国や世界に見せていくのが良いのです。それがアジアのみならず21世紀の地球社会のためでもあると。

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「ドラゴン・パール」を読んで

 

ドラゴン・パール〈上〉

ドラゴン・パール〈上〉

 

 

この著者はシリン・パタノタイというタイ生まれで、8歳から周恩来の庇護のもと文化大革命まで体験された自叙伝であり、上下2巻で読み応えがあった。

装丁の裏表紙に書かれている筆者のプロフィールは以下の通り。

『冷戦の緊張が高まった1956年、中国政府との親密な関係を築くため、父親によってタイのバンコクから北京に送られる。以来、周恩来首相や廖承志と親子のような親交を結ぶ。1970年に中国を離れてからも、中国とタイ等の「生きた架け橋」として幅広い活動を続けてきた。二児の母。オランダ大使である夫君とパリ在中。』

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先週のニュースより

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河野外相は訪中し日中外相会談を行い、関係改善を友好に進めながらも、尖閣諸島周辺の接続水域での中国海軍の潜水艦入域に対しては強く再発防止に言及したと報道された。

独立国家の外相ならば当然の対応なのだが、最近の外相や外務省の弱腰外交には歯痒い思いであった。かと言って、武力戦争を肯定している訳ではないが、言うべき事は言う、毅然たる態度は当たり前と思う。

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年頭に言いたいこと

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関東平野は一面真白、4年前のような異常な降雪には至らないようだが、今日は早めに仕事を切り上げ久しぶりに時間が取れた。正月からブログ更新もなく何か書いてみる。

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「50歳からは炭水化物をやめなさい」を読んで

 

50歳からは炭水化物をやめなさい (だいわ文庫)

50歳からは炭水化物をやめなさい (だいわ文庫)

 

 久しぶりで本屋へ寄る。欲しいものを手に入れレジに向かう途中、このタイトルが目に入る。「ご飯やパンをやめろ」という事か! 「病まない•ボケない•老いない腸健康法」というサブタイトルが効いてしまった。

内容は長寿の根拠となる「テロメア」、50歳以上は「ミトコンドリアエンジン」による持続力に優れたエネルギー源とその食生活、「長寿遺伝子」のスイッチ、最後に免疫力を高めるための「腸内細菌」の4項目から成り立っている。「テロメア」や、50歳分岐による「ミトコンドリアエンジン」は新しい医学の見識であろう。これらを理論整然と説き、またグラフや表が補説している。以下に4項目のポイントを記す。

 

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水あたり

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 またしても「水あたり」をベトナムでやってしまった。中国やフィリピンでも辛い目に遭っているのに、まったく学習効果がない。若ければ抵抗力もあり心配いらないのだが、歳を取ると気をつけなければならない。

今回は早朝からの長時間フライトと、蒸し暑い中、到着直後からの現地視察で、夕食前にはサッパリしたいという思いで、送り出し会社の役員とサウナへ行った。

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