横川から妙義山山麓を走る「上毛三山パノラマ街道」を下仁田方面へ向かうと、県立森林公園さくらの里がある。ここは4月中旬以降が満開となり、桜を見逃した人はちょうどいいのでは。中之岳神社を過ぎ、更に下ると上小坂という地名のY字路を曲がった奥に「小滝温泉」(写真上)があることを知った。秘湯らしいので興味本位で行ってみた。
残念なことに入口がチェーンで封鎖されていた。たとへ秘湯といえども、人が来なければ温泉宿も成り立たないのだろう。やむおえず、そのまま「西上州やまびこ街道」まで下り、ぶつかったT字路を右折し約9Km上った先にある西下仁田温泉「 荒船の湯」(写真下)へ行った。
ここのサウナは電磁波による低温サウナで、小一時間は入っていないと温まらない。しかしお湯はとても良い。ちょうどバイクのツーリングのグループも露天で風呂を楽しんでいたが、これから東京へ帰るのに、夕方の道の混み具合を心配していた。
若い頃は、群馬に住んで便利だったのは、スキー場が近い事だった。天気が良いので思い立って昼近くにスキー場へ向かっても、夕方までしっかり滑る事が出来た。そして年をとって、毎日のように温泉に行く事が出来る事もありがたい。