markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

RID2840地区協議会 RY2013-14


地区協議会が前橋商工会議所で開催された。この「地区協議会」と言う名称も今年度が最後で、次年度から「地区研修協議会」となる。この名称になるまで紆余曲折があったのだが、ロータリアンの知恵を感じる。このセミナーは主にクラブのリーダー研修(対象者は会長・幹事と主な委員長)だが、同時に地区の組織図や予算案を協議する事項もあるからだ。
今年度は本田ガバナーエレクトがロンバートン会長の動画スピーチを映写し、また3年に1度の規定審議会を参加された曽我PDGが会場の状況説明と内容のトピックスをパワーポイントで説明した。いつもは、アメリカでの国際協議会や規定審議会の内容紹介にリアリティがなく実感が湧かなかったが、今回はとても印象に残った。
毎年、主役が代わり地区協議会は開催される。参加された各会員が「学ぶ事が出来た」、と言う実感を持ち帰ってもらうためにはどうしたら良いか?一方的な講演形式では、「分からない箇所はそのままで終わってしまう」という参加者の声を聞く。
そこで、私の担当分科会である4人の地区委員長がいる「新世代奉仕」では、出席者にもマイクを向け発言を求めセミナーに参加してもらった。方法は各委員会毎に5分から10分間数名の方から質問や意見をもらうようにした。その答えを委員長や関係者(ローターアクトの会長やROTEXという青少年交換の経験者)から得るようにした。机配列がスクール形式のため、なるべく後ろに着座している人や、セミナー参加に消極的な態度をとっている人にマイクを向けた。もちろん前席の人たちにはアイコンタクトをもって、参加を促す。しかし時間の関係で約40人の参加者中、4,5名の方の発言を取りこぼした。それでも、マイクを向けられなくても、自分の考えに思いを巡らす状況下のセミナーであれば、参加者は活性されたのではないだろうか?
発言者にマイクを渡してしまう方法をとるので、地区副幹事の人たちはマイク・パスワークが最近慣れてきたためか巧くなり、スムーズに行う事が出来た。同時に時間管理をしながら、発言量を決めるので集中力がいるのだが、もう一人の書記担当の副幹事が時間管理をやっている事を知り、途中から連係プレーをとる事が出来た。
終了後、ある参加者が「分かるようになった」との発言に、心身の疲れが飛んだ。