markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

久しぶりで被災地からの便り

塩釜RCの元AGの和田さんから地元のお酒が送られ、手紙が添えられていました。「多忙な日々に御礼が遅れて・・」という内容でした。2年が過ぎ、最近の私こそ脳裏から被災地の事が忘れ去り、日々の暮らしに追われている自分に気付かされました。
御礼の電話をしましたところ、和田さんの元気な声を聞く事が出来ました。率直に「私たちは今、現地に何をしたら良いかわからないのです」と聞いてみました。彼らも自分たちの事業や生活に追われ、なかなか具体的な提案が出来ないとの事でした。ついでに「なのはな丸」のことを聞いてみましたら、現在NPOで運営しており、12月から3月までは冬の時期で運航も低調であったが、4月から正規の運航を行っているとの事。観光地の松島が傍にあるが、冬の時期は島を訪れる人たちも少なく経営も大変だろうと思います。
日本は政治・行政の予算額や執行力もあると思いますので、緊急度の高い復興事業から着々と行われていると思います。我々のようなボランティア組織は、行政の指から漏れた人道的な支援などを行う事が役割と思うのですが、現地へ行ってみないとなかなか視点が定まりません。
海外との奉仕事業は、海外のクラブが現況を良く理解しPRに慣れておりますが、平和な時代が長かった日本では、被災地ですら、そのような提案をためらうよう空気を感じます。私も頻繁に現地を訪問していないため、具体的な方法が見いだせておりません。ニュースではあるNPOが行政から数十億円の予算を無駄に使い切ったと報道していました。しかし同じ日本人として、このまま行政任せで被災地の復興を見守っているだけで良いのかという焦燥にかられます。