markdadaoの日記

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ロータリーの新しいルール

2011年9月理事会議事録より2013年規定審議会提出立法案関係議事録抜粋(議題57〜76まで)を、RID2650敦賀RCの刀根荘兵衛さんが和訳され、RID2840前橋RCの本田さんが一部修正された資料を本田さんからいただいた。
本田さんから内容は聞いていたが、特筆される下記内容を記す。

1.「出席」から「参加」へ:ロータリークラブの基本となる標準定款で「出席や欠席」といった厳格な要求を、「参加行為と関与」に焦点を当てるようにするとのこと。
罰則や管理されるという印象から、会員の主体性を尊重する表現に変わってゆくのは決して悪いことではない。出席率という言葉から参加率と言うように変わり、執行部はマーケットインの発想で例会や事業の参加率を高めなければならなくなるだろう。従って、形骸化された例会や魅力のない会長卓話は、会員の不参加と言うブーイングで表現される。片や会員は出席して食事をして帰ってゆく例会から、意図的に参加して「何かを得よう」という意気込みが求められてくるのかな。
但し、参加に焦点を合わせたクラブだけは、従来通りの参加率50%以上をもって会員身分を保証するようだ。

2.法人会員の創設:クラブにおいて、その法人代表権者によって代表される営利または非営利法人。そして法人会員を代表する人は正会員と同じ権利と責務をもつ。
現在の資料だけだと、正会員と法人会員の違いが明確にはわからない。会社のオーナーは個人として入会する場合は正会員であって、企業として入会する場合は法人会員なのかな? また、アディショナル法人代表者はクラブ会員でないとのこと。
はっきりしていることはNPO法人の代表者は法人会員として入会できることになったのだが、それぞれのNPO活動が忙しければ、入会されるのかな?ロータリーの付加価値を高めることが、広く新会員が拡大できるのだが。
(追記:本田GNに確認したところ、多忙な社長が例会に出席できないとき、その社長が選んだアディショナル会員が代理出席できる、この方法が法人会員ではないかとのこと)

3.20名以上の人頭分担金:従来10名以上の人頭分担金支払いの条件が20名に拡大する。(追記:近藤理事からの報告で1月のRI理事会で15名に変更された。)
クラブ会員数が20名以上でないと充分なロータリー活動が出来ないので、吸収されるか合併しなさいと言う意味なのか?と考えてしまう。20名代の会員数のクラブは結構あるのだが、もし20名の会員数を切った時は残っている人たちで20名分の分担金を拠出すれば、クラブとして認めますと言う意味なのか?
否定的な考えに向かってしまうのだが、会員が多く集まるクラブを創造して、楽しくロータリーライフを過ごしたいものだ。

4.ローターアクト・インターアクト委員会が新世代委員会に名称を変更する:12歳から18歳までのインターアクトと18歳から30歳までのローターアクトが一つの委員会となり、新世代の12歳から30歳までの青少年の奉仕活動などを支援することになるのかな。