真空管のギターアンプでは、ギタープレーヤーの表現するその音域の広さや音に味をつける要因の一つにトランスの影響が大きい。なかでも出力トランス(OUTPUT TRANSFORMER)は楽器であると考えても良い。
ハイエンドなプロ仕様の出力トランスのAGOT-10はFender Ampに適しており、入力4.5KΩ出力2-4-8Ωの50W仕様。低音域の伸びは他では経験がないほどクリアーである。
容量が20Wで入力8KΩ出力8ΩシングルタイプのAGOT-09Cもある。
電源トランスのAGPT-8はＢ電源355Vのノイズ防止処置がされ、ギターをアンプに近づけても唸りを発生させない。その伏せ型タイプ（シャーシーにコイル半分を埋めるスタイル）のAGPT-8Bもある。
すべての整流回路に使用できるチョークトランス8H/199mAのAGCH-2。Fender Ampの特徴であるリバーブトランス20KΩ/8ΩのAGRT-1B。
そのほかMarshallの50W仕様には真空管（Tube）のKT66,5881,6L6にマッチするAGOT-05がある。同容量でTubeのEL34,6550,KT88に適合するAGOT-06もある。
日本のグループサウンズが流行る以前から、ギターアンプのトランスを創り続けている。その音づくりの為に、繊細な製作工法とベテランの職人が製作したMade in JAPANのトランスだ。
提供：ホーム - 変圧器・トランス・フィルムのアテネ電機
