markdadaoの日記

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第2回多賀城市ボランティア訪問 その1

早朝3時に富岡市を出発。今回は富岡青年会議所のシニアメンバー有志が主催し、合計19名が参加。トラック、ワゴン車2台、乗用車2台の編成。前回同様、東北自動車道の菅生SAで集合し、集合写真と諸事打ち合わせすませ多賀城市へ入る。産業道路やその沿線の多くのお店が開店に向け続々と準備中。約30分で多賀城市役所へ到着。
今日も個人でボランティアに参加の人たちが集う。平日でも100人以上、土日曜日は200人以上、ゴールデンウィークには400人以上が集まったとのこと。
ボランティアセンターで受付を済ませ、現場へ向かう。担当者は岡山市役所の行政支援職員のため、現地案内は我々が先導する。途中前回作業した現場を覗くがきれいになっていた。

現地ではすでに金野市議会議員が待機され2ヶ月ぶりの再会と握手。今回は2m高ほどの浸水した桜木地区内にある側溝のヘドロ出し。議員と地元民家の方の話を受け作業に入る。年配の方2名が治具により要領良く蓋を開ける。若い人たちが側溝に入りヘドロを掻き出す。底が抜けたバケツに土嚢を被せると、土嚢が倒れず一人でもヘドロを袋に入れることが出来る。なるほど考えたものだ。
私は今回のメンバーの中では最高齢に近いので、一輪車で土嚢運びをややる。水を含んだヘドロは重く、仕事を初めて30分程で小休止。

曇天ではあったが空気が蒸して喉が渇く。全員にペットボトルを配給し給水。ご近所の方が冷えた麦茶とチョコレートを差し入れ。10分ほどで作業を再開。
トラックが近隣の廃棄された木材などを満載して戻って来た。金野議員の代わりに市のゴミ処理場の道案内としてトラックに乗り込む。ここでもiPad2によるナビゲーションが活躍する。前回と比べ処理場は瓦礫で一杯であった。
生活環境課の職員が業者の人たちとお茶を飲んで座っていた。そこへ、「社会福祉協議会のボランティアの作業依頼を受け、街中にある木材廃棄物を回収し運んできた」と伝えた。

信じられないことに、「市の災害搬入許可書がないと捨てては困る」と断られる。当惑し、金野市議会議員に電話ををし、私たちの作業を説明してもらった。それでも、「議員は生活環境課が専用窓口である事をわかっていない。社会福祉協議会とは関係がない」と全くラチが明かない。
(続く)