markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

信用という暖簾

3月の大震災直後より、被災した東日本にある工場からの材料、部品供給が途絶えた。2カ月経ったころより各工場が復帰し始め、供給が出来るようになった。
しかし、本格的な回復には未だ時間がかかり、アッセンブリーメーカーへの部品供給は滞っている。そこでメーカーは他の部品へ置き換える為に、新規部品の検証に時間をかけている。そして大幅な生産計画の狂いが生じている。逆に、市場投入する商品が不足しているため、その間隙に需要を穴埋めするため、多忙を極めているメーカーもある。
想定外の自然災害から経済構造の歪が生じ、直接地震津波の被害を受けていない企業の倒産件数が多発している。反対に新エネルギー事業や、環境関連事業が見直されている。
年初に購入する「九星気学による運勢」の、気候・災害の項目に下記のように著してある。

今年は寒い時期に自然災害が発生しやすい特徴がある。・・・・地下エネルギーが活発化し、噴火や地震が多発しそうです。

誰が本気でこれを信じ、対策を立てたのだろう。一般には降りかかる問題にいつでも対処できるように余裕をもちたい。ぎりぎりで経営をするのは危険だ。飛躍の機会を待つことより、溺れぬ努力に日々精進することが大事で、永続性のある経営を目指したい。そこに信用という暖簾の価値が深まる。