markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

死ぬまで現役

私たちはいつか現役を引退しなければならない、と考えるのが当たり前と思っていた。しかし韓国の友人Hさんは死ぬまで現役をやるための事業を作ってゆこうと私を誘う。
彼は戦略を組み、事業を動かすために何度となく来日を繰り返す。30年来からの友人ではあるが、頭が良すぎるのか自分で立てた戦略に溺れ、なかなか成功をしない。そしていろいろな案件を持ち込んでは、私を翻弄する。
10年ほど前、韓国へ発電機を毎月のようにコンテナで輸出し、1年間販売を続けたのが最後であった。最近は少し距離を置いていた。それは事業に社会的貢献や意義が見えないものは、やりたくなかったからである。
10年ぶりで今年はお手伝いを始めた。なぜならば聴覚障害者にも寄与できる、製品の取り扱いであったからだ。
しかしまだ販売を始めていないのに、投資家がいるために上場のスケジュールを提案してきた。そこで、受注を間に合わせることが出来なくなれば運転資金が必要になるので、その時上場を考えましょうと提案を一蹴した。
そうしたら一昨日、K-POPSで有名なグループを使う事が出来るので、検討してくれとのこと。ルートは彼の甥がそれらの音楽プロダクションと強いコネがあるからだとのこと。
来年もHさんから色々と提案が出てくるだろうが、自分の哲学を見失わず、また彼の意見も尊重してコミュニケーションを計ってゆこう。