富岡市丹生湖管理棟事務所前で1時過ぎから炭素繊維をいかだに取り付け、湖に浮かべる作業を行った。今年も群馬高専の小島特命教授の指導のもと、富岡中央ロータリークラブが主催し丹生小学校の5，6年生とPTA、丹生区長会、甘楽多野用水土地改良区、郷土愛友会、丹生整備委員会と富岡市から環境生活部長、環境課長、経済産業部長等の参加で行われた。
今年は昨年に引き続きいかだを3基作りました。
この丹生湖の水質を測定すると、全般的には良いのですが窒素が多くみられ、これは時期によりアオコの発生する可能性があります。これは釣り人の撒き餌が栄養過多となり水が腐るとのことです。
いかだ周辺にはバイオフィルムが付着した炭素繊維へプランクトンが集まり、それを餌にして魚が集まり炭素繊維へ魚介類が卵を産みつけ藻の代わりをします。
今後、子供たちは自分たちが作ったいかだ周辺の変化を観察しながら、自然環境の保護を習得してゆくと思います。その一助にロータリークラブがきっかけを作ることができれば、社会奉仕を理念とした活動の一つとして成就できます。
