markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

ストレス解消方法

90歳になろうとするオバさんが、2ケ月の海外旅行から帰国。早速、全身メディカルチェックを受けた。出発前に発症したと思われる胃潰瘍が発見されたが、すでに自然治癒され胃薬を処方されただけだったそうだ。

出発する前の不安で胃をやられたのだろうが、旅行中は誰とでも日本語でコミュニケーションをとり、楽しんできたそうだ。お陰でその楽しさが薬となり自己治癒されたのだろう。

私はストレスにより、一昨年のカテーテル治療を受けた翌月頃から声が擦れ始めた。今迄、3軒の耳鼻咽喉科と胃腸科でファイバースコープを用いて調べてもらったのだが原因がわからず、とりあえず逆流性胃炎として胃薬を処方された。一向に治らず、和漢治療で煎じ薬を3ヶ月飲み続けた。この2週間ほどは、声の擦れが少なくなってきた。

しかし、ある打ち合わせが始まる際、急に声が擦れてきた。受け入れ難い内容ではあったが、前向きに対処するつもりではあった。頭は解決していても、身体がついてこなかった。こんな体験は初めてであった。それでも夕方には擦れも引いてきた。擦れの原因は不安などのストレスであろう。

壮年期以降は幸せボケで精神がナマってきたと思う。こんなやわな人間になろうとは残念である。若いときは何もなく捨て身の攻撃が出来たのだが、最近は守るモノが増え弱さが露呈してきた。それなのに90歳に近いオバさんは逞しい。そして「近頃は恐いモノはない」と言ってるそうだ。

知人の奥さんは旦那さんを亡くし、娘さん夫婦と新居に移る際、日常使うもの以外、思い出の物等全てを廃棄したそうだ。女の人は今を生きる術を知っているのだろう。それぞれがストレスを対処し、大笑いして人生を闊歩している。

人を喰うような政治家の男達でも、孤立して命を絶つこともある。過去と現実のギャップに悩み、首を吊る男達の企業リーダーもいる。虚栄を捨て、したたかな生き方を身につける事ができれば、ストレスも霧散するだろう。だから、事の重大さは人ごとに、笑い飛ばしてなるようになるさと、命までは持ってゆくめい!