桐生の市長がいち早く瓦礫受け入れを表明した。
しかし私は瓦礫を資源に - markdadaoの日記の宮脇昭先生の考え方に共鳴しており、桐生市議会や市民のコンセンサスには関心があった。そして先週の土曜日に桐生市へ訪れる機会があり、偶然市民の声を聞くことができた。
市会議員の中でも受け入れに際しては温度差があり、瓦礫に含まれる産業廃棄物や有害物質への懸念、更には目に見えない放射線セシウムへの不安がある。
従って琉球大学の矢ケ崎名誉教授の「瓦礫の広域処理は放射能及び他の有害物質の拡散に繋がる」という説への同調があるようです。そこで放射線物質は集中処理が望ましいと言われてます。
瓦礫処理に協力する地方自治体へ、処理施設改修などの補助金が支払われることを耳にする。政府の判断で国家予算が、そのような形で支払われるのであれば、被災地の処理施設への充足予算や、宮脇先生構想の「緑の壁」の工事費用に捻出された方が、被災地において働く場を提供できるのと同時に、お金が落ちる仕組みとなる方が効率的な支援となろう。
しかし「瓦礫受け入れを反対することは、被災地支援に協力しない非国民」のような暗黙の了解がまかり通っており、多数の国民や議員・官僚は「緑の壁」構想等は絵空事と感じているのだろうか?