markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

価値あるSkype国際電話は負け知らず

上海在住の友人が最近カメを飼っているそうだ。
中国の食堂では生きのいいネタを証明するために、店先に水槽をおいてそこへ食材の魚介類を泳がしておく。彼は食べられてしまうカメの生を憐れんで、手に入れて自宅で飼っているそうだ。そのカメの顔が大学時代の友人の「へめ」(あだ名)に似ているので、そのまま命名している。
餌を与えても食べないので心配していたら、彼らは冬場は冬眠するのだから餌を与えられても困るそうだ。
彼は毎日カメを覗き、一歩一歩前進することが大事だと悟ったそうだ。本当にそのように思ったのならいいのだが。
「春になり、海へカメを返し、後で竜宮城へでも招待を受けようなんていう邪心があるのは良くない」と言い、「もし竜宮城から帰る時玉手箱でも貰ったら、決してそれを開けないように」ともアドバイスをした。
50年近く付き合っている友人だと、このような冗談を国際電話ですることもある。
先週は彼の客先から「チェコへ製品を輸出することが出来るか?」と質問を受けたので、その相談メールがきた。製品上特に問題は無いと、メールで返送すればよいところを、「試作程度の輸出は問題はないが、量が増えると心配だ」とわざわざ電話をした。「どうして?」と聞き返す彼に、「チェコとならいい」とダジャレが言いたくて電話をしたのだ。
中国の携帯電話へSkypeを使うと、1分間2.66円。同じく国内の携帯電話だと17.55円。通話料金が高い日本ではジョークを話す余裕が無い。