markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

ロータリー財団セミナー


早朝より地区のロータリー財団セミナーに高崎のビューホテルに出向く。昨日に続きロータリーデイーとなった。3年後に控えたロータリー財団夢計画(Futuer Vision)のセミナーが主に行われた。
安藤ガバナーは挨拶の中で東日本大震災義援金の扱いについて説明をされた。私が先月ガバナー月信に投稿した記事の内容について、「自分も同じ考えである」と登壇前に耳打ちされた。しかし、寄稿した頃はガバナー会の意向との間で悩まれていたそうだ。
ロータリー財団委員長の牛久保PDGは過去11年間の実績を数値をもって示された。前委員長の高木PDGはロータリー財団(TRF)に造詣も深く、やや専門的で一般会員との理解のギャップが生まれて来たきらいがあった。そういう観点から考えると、人事を変えることも意味があると思った。
次にメインスピーカーの名古屋から来られたロータリー財団委員長が夢計画を説明された。感覚的には、行政でいえば地方自治体へ歳入歳出をシフトしていると見受けられる。アメリカのロータリアンが主体となり、世界中から集めた寄金を3年間運用し経費を捻出するアイデアはインフレ高金利の時代は有効であった。が、現在のような超低金利で運用ロスのリスクがある時代は新しい利殖アイデアが求められる。否、ネットの時代であり、各クラブや地区が集めた資金は自分たちの責任でプールし、世界中から一定のルールの中でプレゼンテーションが行われ、奉仕事業資金調達を行うことになれば、管理コストは激減するだろう。要は資金コストがかからなければ、シェアーシステムは不要である。脱線したので戻る。
今日のセミナーを通じて感じたことは、資金調達のシステムが変わり、そのノウハウの説明や、いくら使える、使い残しの繰越などに終始した。時間がなかったのだろうが、大事な奉仕活動(社会・国際)である、ロータリーがやらなければならない事業立案の考え方や企画・効果計測などにもスポットを当てなければならないだろう。

資金ありきで事業を行うのではなく、事業の有用性が有って資金繰りを考えるのではないだろうか。まさにロータリーのメイン事業であるポリオ撲滅運動がそうである。