markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

人となる道

青年会議所のシニア役員会議が昨晩あり、会議後の場所を変えての席上で「第2陣ボランティアで多賀城市へ行こう」という気運に盛り上がりました。
今日は、ロータリークラブとして地元のイベントへの参加準備や、来週からのフィリピンへのDonationのツアー準備に、移動時間を利用しての電話連絡をしてました。
会社は3月の震災の影響で生産が落ち込み、ようやく最近材料が入り始め猛烈に忙しくなり、それなのに何故他人の為に奔走しなければならないのか?
そのヒントが、哲学者の森信三先生の「修身教授録」の中で言われていると気付きました。

我々はいったい何のために学問修養する事が必要かということに、これを一口で言えば、結局は「人となる道」すなわち人間になる道を明らかにするためであり、更に具体的に言えば、「日本国民としての道」を明らかに把握するためだとも言えましょう。
またこれを自分と言う側から申せば、自分が天から受けた本性を、十分に実現する途を見出すためだとも言えましょう。
・・・単に自分本位の立場でこれを発揮しようとする程度では、十分な事が出来ないものであります。・・・それには、自分と言うものを超えたある何物かに、自己をささげると言う気持ちがなければ、出来ない事だと思います。

ロータリーで「奉仕の理想」という理念があり、Ideal of Serviceの和約に対し論議されていますが、その議論を超えた一瞬に、ストンと納得した感がありました。