香港のＳさんからSkypeのアドレスを聞いていたので、仕事が終わり15分ほど時間があったのでSkypeで連絡をした。向こうから女性の声が聞こえた。4年前に結婚した奥さんであり、彼はちょっと事務所を離れているとのことであった。
久しぶりだったので近況を聞いてみた。最近商売の調子がよく、日本の老舗工作機械メーカーの中国エージェントの仕事が増えたとのこと。その他は従来の経済コンサルティングも継続されているようであった。
そしてそのエージェントの仕事は、香港人は誰でも信じている「風水」によるものであるとのこと。風水は科学的要素も含まれており、未来の幸せをつかむ方法の一つである、と感想を述べ、また皆でシンセンの足マッサージに行こうと約束してSkypeを切った。
その後ロータリークラブの新年会に参加した。12月後半はタイへ行ったり、年末の休みがあったので、久しぶりに皆と顔を合わせた。メンバーの中で未来を研究しているＮ先輩がおられたので、席に挨拶へ行った。そして簡潔に未来の政治経済の動きを下記の通り教えていただいた。
2011年5月から2012年10月までは景気が良くなる。ただしその景気に騙されてはいけない。お金を儲けたら再投資をせずに、しっかり現金をもっているように。追加投資の話があってもきっぱり断りなさい。その仕事が転注されても、その仕事をする他社はつぶれて必ず戻ってきます。
これは景気のＪカーブと言って少し良くなっても、その後は谷底に落ちる。その節目の第1回目が2013年で次に2016年に来るので気をつけるように。
以前から言っているように、中間管理層が無くなる。トップの下は全て対等になる。そして経営者も社員も本物のプロしか通用しなくなる。仕事が出来ない社員を切れなければ一緒に駄目になる。プロを目指せ。
これからの景気を知るには「応仁の乱」を学びなさい。旧勢力と新興勢力がどのような結果を生んだのかを調べる事。これからの天下取りは東京ではなく地方から生まれる、等など・・・・。
誰一人確証ある未来を知ることはできないが、歴史や科学的根拠から学べるようだ。
