markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

カタログ販売から

36年前、初めてアメリカへ旅行した時シアーズ・ローバック(Sears, Roebuck and Company )のカタログ販売を知った。その後数年にわたり、カタログを取り寄せてはアメリカの臭いを感じていた。

20数年前よりランズエンド(LANDS' END)の服飾カタログを知り、現地からカタログを入手していた。それから数年すると日本ランズエンド社ランズエンド | アメリカ最大級の上質カジュアル・ファッション通販が日本語のカタログを出してきた。そして2005年には楽替サービスを始め、商品入手後イメージと違ったり微妙にサイズが合わなかったりした場合、交換をしたり返品できるようになった。
シーズンの変わり目で新しいデザインが紹介されるが、発注するタイミングを逸すると在庫切れとなる。従って最近はシーズンごとに注文することが多くなった。
書籍やちょっとしたものはアマゾンAmazonを利用する。新品はオークションの落札価格とほぼ同等価格まで引き下がっている。入手不可能な中古書籍も対応しており便利である。音楽CDは海外へ出かけた時にまとめて購入してしまうので、アマゾンで買う事が少ないのだが。
私のようにお店で購入する機会が少ない人が増えると、お店の商売の仕方が変わってゆくだろう。アメリカで20年以上前から大規模郊外店があり、日本でもその後追従してきたようだ。10年前頃はお店のスタッフがお客に「何をお探しですか?」とは聞かず、まるで友達のように「今日は天気がいいですね」とか「その服センスがいいですね」などと言いながらお客に話しかける。しばらくして日本でも同じような接客をするところが増えてきた。
お店のスタッフはお客の専属のトータルスタイリストになれば、そのお客は離れないだろうが、そのセンスが無いと無理だろう。