markdadaoの日記

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隣保班のリーダーシップ


朝8時から隣保班単位で町中の道路清掃が行われた。今年度は廻り番で8世帯の班長となる。会社での運営方法と少し変えなければならない。
「お休みのところ、道路清掃に来ていただきありがとうございます」などと言わなければならない。自分だって好き好んで日曜日の朝、道路清掃に費やしたいわけではない。しかも道路は公共のものだから、自分たちのものを自分たちで清掃するのは当然のことである。しかし何故班長はありがとうと言わなければならないのか?また、清掃する場所を決めるのに方針を携えていても「皆様いかがしましょうか?」とへりくだって問わなければならないのか?
リーダーシップとは所属しているその組織の目標にベクトルを合わせ、組織構成員をもって完遂させる任務と理解している。
会社に就職した際、その組織の加入条件を承諾した人たちの集団であるので、そのリーダーシップの手法として時には先頭に立ち指示命令を下して進める場合もある。しかし隣保班内の人たちは、単に社会人としてのルール下で偶然集まった人たちである。その人たちを集団で無償の仕事をしてもらわなければならない。
ただ皆と同調しないで勝手なことをやれば、村八分になるとも思っているのかもしれないが。それが持ち家の人ではなくアパートの人は問題があればすぐ出て行けるのか、なかなか公共的な奉仕活動に協力的でないと話を聞く。従って、前述の通り集まった皆様を尊重し丁寧に話を進めながら、全員で遅くならずに道路清掃が完了されるのである。
他の奉仕団体(ロータリークラブ青年会議所・PTAなど)も同様に構成員は平等であり、上からの威圧的な指示では人は納得して動かない。従ってこのようなリーダーシップ手法が必要であろう。