markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

久しぶりの友人

f:id:markdadao:20160730093034j:image

在日パキスタンの友人から電話があり、来日しているタイの知人と共に、打ち合わせと夕食を三軒茶屋で摂る事となった。

 

タイの知人とは以前、日本へアジア象をドネーションする手配をしてもらったのだが、ある動物愛護のNPO に拒まれ、実現せず迷惑をかけてしまった事がある。

31日には帰国するその彼からの依頼で、急遽東京へ出向いた。打ち合わせ内容は、うちの本業とも関係のある製品の貿易であり、後でメールにて情報を送る約束をした。彼は来年実施される、国政選挙に立候補するとの事。そして知人も多くいるからとのことで、彼へお土産に持っていった、うちの衝撃吸収プロテクター(スマホタブレットに使用する)の現地エージェントを紹介してもらえることになった。

噂話しとして、タイは現在、軍事政権のため対外的に評判が良くない。そこで中立で民間の彼のお父さんを軍の傀儡政権として首相の座を提案してきた。しかし、軍の操り人形になる事を嫌い、断ったそうだ。その他、タイのお坊さんの裏話など会話を楽しんだ。

次にパキスタンの友人が、彼のお母さんの病気見舞いで2ヶ月ほど故郷での、インドやパキスタンの事情の話をする。彼の身内はインドにも住んでおり、彼らは彼に「今はインドに投資をするな」と忠告を受けたとの事。理由はITで経済復興したインドが、現在、内情は失速状態で政府はそれを隠し外資導入に躍起になっているそうだ。しかし大手外国企業の参入も伸び悩み、逆にインド国内の中小企業が大きな需要を抱え成長しているようだ。パキスタンアフガニスタンなどと国中で戦争をしてる様に外から見えるようだが、ここも大手外資の参入が少ないため、インド同様小規模企業の成長が目覚ましいとの事。

ちょうど、日本の戦後の復興期、信用力の無い円に外資導入が少なく、国内中小企業が発展する機会を得た時代背景と似ているのではないか。その点、外資導入に力点を置いた鄧小平の中国共産党は、中小企業の底固めを行わなかったツケが今に来ていると思う。国力とは、底辺のものづくり企業の厚さの上に成り立っていると考えられる。