最近は地域の総合病院はかかりつけのクリニックの紹介が必要だそうだ。そのかかりつけのクリニックがホームドクターの役目を果たしていると思う。
自分の思い込みでホームドクターと決めているかかりつけのクリニックへ、診療時間が過ぎていたが電話をしてみた。時間外のアナウンステープが流れ、ドクターにつながることはできない。緊急の場合は総合病院のERへ駆け込むのだが、時間外にドクターへアドバイスをもらうことは難しいとは。
そこで、立川市で開業している友人の石井医院医院へ電話をしてみた。受付が出たので「診療時間は終わりましたか?」と質問をした。「ちょうど診療が終わり、先生は電話に出られます」とのこと。
早速、「時間外なのによく電話に出るね」と。彼は照れ隠しか「時間外でもお客様を逃さない」と言う。田舎より東京はクリニック間の競争は厳しいのかと思ったが、反面感心もした。
職業は世の中のために尽くすことから始まると思う。そして、人間の身体は四六時中活動しており、故障することも多々有る。ドクターのプライベートな時間も確保しなければならないと思うが、仕事へのスタンスは昼夜の区別は無いのかもしれない。それだけ世に尽くしていれば、たくさんお金を得て、尊敬されるはずだ。
今日は電話で興味ある話を聞いた。
脳梗塞や脱水対策にORS(経口補水液)を夕方から深夜にかけ飲むべきだと。それは朝方、血液の濃度が増し、脳梗塞になりやすいため。そもそも脳梗塞は吐き気もなく、頭痛もしないので初期対応が遅れるようだ。顔が麻痺したりろれつが回らなければすぐに救急車を呼ぶこと。3時間が勝負だそうだ。
ちなみにORSの作り方を教わる。水500cc、塩1.5g、砂糖20gで、飲みにくい場合はレモン汁(カリウムを補給できる)などを追加。私もこのブログを書きながら、飲んでいるのだが、とても飲みやすいし、市販のORSは500mLあたり約100円だが、私のはただ同然である。
そして石井ドクターは今年もアメリカ横断ウルトラクイズの随行医師を務めるため、8/6から渡米の予定とのこと。今後の活躍を楽しみにしている。