markdadaoの日記

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「マイ・インターン」を観て

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ロバート・デ・ニーロとアン・ハサウエイ主演のThe Intern(邦題名 マイ・インターン)を観る。あらすじは以下のとおり。

アン・ハサウェイが演じる華やかなニューヨーク業界に拠点を置くファッションサイトを運営するやり手のCEOジュールスは、仕事と家庭を両立している出来る女。誰もが尊敬して羨む彼女ですが大きな試練に直面します。 そんな彼女の元にやってきたのがアシスタントとしてやってきた40歳以上年上のシニアインターンのベン(ロバート・デ・ニーロ)という男性。ジュールスより遥かに年上で人生経験の厚いベンは、彼女に助言を送るなどしてアシスタントをします。そんな生活を続けるうち、年齢も性別も違う二人はいつしか心を通わせていき、ジュールスの人生はある転機を迎えます。

シニア・インターンを取り入れた実験的なきっかけが、CEOジュールスを含め主人公ベンの周辺の若者達へ想定外の効果をもたらした。

私事だが、スマホ関連商品を扱うようになり、IT関連業界の会社と付き合うようになった。そして、私たちのローテク業界と比べ、若者(20〜30代)が中心の会社で、高収益をあげ働いている世界を垣間見る。しかし、人間としての暖かさが欠落していたり、また人間関係において不器用さを感じることがある。

反面、団塊世代の多くはリタイアーし、さらにデジタル・ディバイドにより若者との断層が生まれ、各世代間の協力や分担が生かせない企業環境が生じている。そして、年功序列が否定され、能力による成果主義に変わってきた。

思うに、この「マイ・インターン」は新進の企業の今後の在り方を暗示しているのではないだろうかと。そのためには、両者(若者と老人)の歩み寄る準備が必要かも。

老人も、清潔でその品位を保ちつつ、深い経験も押し付けるのではなく、滲ませて知らせるテクニックがあるのでは。若者は経験の価値を理解する、心の広さが必要かな。

それにしても、デ・ニーロのトラディショナルなオシャレは最高である。相手役のアン・ハサウエイの服のセンスも光る。


The Intern Official Trailer #2 (2015) - Anne Hathaway ...