markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

金持ち父さん貧乏父さん

ちょっと前、「金持父さん 貧乏父さん」という本が売れていた。高校時代の友人と20年ぶりに電話をしたあと、自分は「貧乏父さん」だと自嘲せざるえなかった。
彼は数年前から事業から手を引き、人に任せて自分は里山に土地を所有し、そこの木を切りログハウスまがいを建て、農業に勤しんでいるとの事。そして「もう60を過ぎたのだから引っ込んだ方が良い」と言う。
私は息子に「引退したい」と言うと「死ぬの?」と質問される。「死ぬまで一緒に働いてくれ」と彼流の励ましと思い、口をつぐむ。「私は死ぬまでコマネズミのように働く事になるのか」とは、まさに「貧乏父さん」である。
友人は都心中央部に7、8棟のビルを所有しており、数年前から考えているのは「不動産投資のデッドクロス」だという。まさに持てる者の悩みである。私にはそのような心配の種がないので、世のため人のためになるロータリー活動を楽しんでいる。