markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

災後1年に思うこと

東日本大震災から1年目の今日、午後2:46から1分の黙とう。人間は自然界に翻弄された。しかし、助けあいや知恵により、お互いに自然界から身を守ろうとする。
地震津波原発事故に民間やNPOの働きを美談とした。本来ならば、日本政府や官僚が全精力を以て救済・復興を行うべきではないだろうか。さすが日本の国力と民族の知恵は素晴らしいと世界から評価されたのではなかろうか?

消費税値上げに与野党が低次元な論議を行っている。うがった見方だが、従来の国家予算が組めないので、財務省あたりの役人から、消費税を上げないと国家破綻をするぞと脅かされ、政治家達が右往左往しているようにしか見えない。
与野党が国家緊急時として復興の目鼻がつくまで休戦し、被災地の人たちの救援に集中すべきだろう。そのおかげで被災地ではない日本国民が多少の不便があっても、誰も大きい声で文句は言わないだろう。

たとえば役人は瓦礫の積み上げた高さが高すぎるとして、法律を盾に取り余分な費用と時間を無駄にする。役人の規制の対象外の業界から、経済は復興し始めている。また政治家はそれら役人の仕事ぶりを見守り、国民にとって問題となるものを法制化しコントロールするのが仕事ではなかろうか。

国を憂う立派な総理大臣が誕生しても、それを取り巻く与党と野党の低レベルな政治家が存在することで、国民の明るい未来は望めない。今の世は立派な政治家や官僚のおかげで、外交や経済が発展しているとは思えない。経済界の努力の中で、世界上位の経済力があり、それを自分達の力だと勘違いしている政治家・官僚の発言を聞くことがある。
私達がやれることは、うっかり選んでしまった政治家達へ、意見を伝え耳を傾けさせることではなかろうか?