markdadaoの日記

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ゴルフの先生の教え

学生時代はテニスなどスポーツをやっていたが、ゴルフのスイングは実感として理解できないため、自己流は危険であると考え、たまたま高崎に移転したKプロに週1回のレッスンをお願いした。この話は約20年まえの事である。
Kプロは当時「湯原・逸見のゴルフ苦楽部」という番組出演しており、湯原、牧野、重原プロ等とは友人であり、トーナメントプロの他にスイングアドバイザーもやっていた。
初対面の時、「絵になるようなきれいなスイングをご指導いただきたい」とお願いをした。ゴルフはメンタルスポーツであり、同伴プレーヤーやコース戦略、天候に左右される。従って基礎を身体に覚えさせることで、いくつになってもゴルフが楽しめると考えた結果の「きれいなスィング」である。Kプロもそれを理解していただき、ビデオチェックやゴルフの考え方を伝授いただいた。
いくつになっても楽しめるゴルフのためには、自分の身体に合わせたスイングを心掛ける事。そのためには肉体的・精神的強化として体力増強やストレッチングと集中力を日々務めるのは有効である。
ビギナーが陥る「イメージと実際のギャップ」を考える程、難しくなるので基本に忠実である事。一般的に周囲には多くのアマチュアコーチがたくさんいて、彼らのアドバイスに余計混乱し、悪いフォームだけが定着してしまう。従って正しいフォームで、体力に合わせていつでも同じスイングが出来る事を心がけたほうが良い。
基本

  1. 上から金づちで叩くのが基本動作である。回転するので横から払うように見えるのだが、基本は左肩が止まった位置がTOP、身体正面でIMPACT、打った方向へ向くのがFINISH。身体の回転の軸は身体の正面ではなく、背骨を感じる事。
  2. グリップは緩めず、自分自身のグリップを作る。左手は手のひらで握り、小指、薬指、中指で支える。人差し指をそろえ、親指はセンターよりやや右へ。右手は中指と薬指の指先で支える。
  3. スライス・フックが出てもグリップで調整しない事。右手と左手の一体感は保持する。問題はスイングにある。
  4. スイングは一つである。しかし長いクラブほど体力が必要となる。従って短いクラブからリズムとタイミングをつかむ練習。スイングの軌条の確認に20球、トップスイングからウエイトの移動を確認に20球、フォロースルーへのウエイト移動の確認に20球を打つ。
  5. グリップの位置(長く、中間、短く持つ)で一定のスイングを行い、自分の距離を確認する。手先や力加減で調整をしない。パットやアプローチはテイクバックの高さを自分自身のメジャーとする。
  6. 身体正面にアドレスすることで脇がしまる。また必ず打つ前はアドレスの向きを確認する。
  7. ダフリ・トップする時は、膝立ちで打つことで下半身のブレがあった事を確認できる。年をとり身体が固くなれば、フォロースルーの際、右足がボールが飛んで行った方向へ出ても良い。
  8. ヘッドスピードのイメージを知るためには、竹ぼうきでスイングをして重さを感じるトレーニングをする。
  9. パターの距離感は左手は左腰にそろえ、右手だけで打つ。方向性はゴム紐を張り、まっすぐ打ち出せる練習をする。ラインを読めても、まっすぐ打ち出すことが出来なければカップに入らない。アマチュアほどパター練習が少ない。ティーショットのオーバードライブした1打も、カップ10cmの1打も同じである。

約10年前海外でコースに出ましたが、そこそこに廻ることが出来ました。その後10年以上クラブを握っていません。しかし私が所属している富岡中央ロータリークラブの昨年度の会長の御子息は、2008年の国内賞金ランキング2位の矢野東プロ。Kプロのお兄さんは2760地区の岡崎南ロータリークラブにおられるようです。懐かしいなァー。