markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

45年前の親父

ギターアンプの電源トランスの引き取りと打ち合わせに、アンプ制作者であるA君が来社。
何十年も使っていないVoice(パープルシャドーズ等が使用していたアンプ会社)のBass Ampの修理を依頼。早速A君は帰宅後、アンプの中味を点検。当時のVOXのBass Ampのコピーのようだ、とのコメントがあった。
そして電源トランスの外層紙に万年筆で電圧が表示されているので、歴史を感じる、と。当時の日本製のアンプを比べるとこのVoiceのアンプは本格的で、アウトプットトランスもかなり良いとのこと。
ふと思いました。父親は設計資料を殆ど万年筆で筆記しており、Voiceの岩瀬社長とは友人関係で、電圧明記に自分の万年筆を使用したのではないかと。
其の事をA君に伝えると、その文字を写真送信してきてくれた。間違いなく親父のでした。私が高卒の頃入手したAmpですから、親父は50代前半だったはずです。45年前の親父の文字に再会をした、妙に懐かしい気分です。

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