昨日から辛いニュースとして、129名の犠牲者を出した「報復の連鎖、 パリ同時多発テロ」があり、サンデーモーニングでもこのテーマでコメンター達が話をしておりました。
その中でひときわ核心を指摘していた、”高岡豊氏(中東調査会研究員)”の意見に共鳴しました。
「話し合いによる解決が出来ない集団のため、暴力に訴える。暴力は無効である社会を、世界が作る必要がある。世界から無視によるもので、多様性を認め合うことも大事だ。」
下記URLは今年の1月に氏による寄稿文、テロの分析と、ヨーロッパにおけるイスラム過激派による組織的攻撃の可能性であり、昨日その忠告が当たってしまった。一読していただければその解決する糸口が見えてくると思います。
稚拙な例で申し訳ないが、学校内で無視されたり発言力や腕力のない子が、馬鹿にした子達に報復として気づかれないよう、盗みや所有物を壊したり陰湿な行為に走ることがある。そして力のある子たちが、集団でその子を糾弾しても解決するかどうか?
多様性を認め、誰もが対等に話し合う雰囲気がそのクラスにあれば、そのような陰湿な行為は起きにくい。
小さい子が自分の気持ちが通らない時、道端で大の字になって寝転び泣き叫んで親の手を煩わせる。生まれて数年間の経験による価値観で、論理的に自分の気持ちを親に伝えれれないから、為せる当然の行為である。