富岡から上信越自動車道で東部湯ノ丸インターまで約1時間走ると「ヴィラデストガーデンファームアンドワイナリー」がある。昼食は混むので1時半に予約をした。少し早めに着いたが、確かに席は満席であった。
オーナーはエッセイストの玉村豊男氏でレストランの階下に氏のギャラリーがあり、覗いてみると品の良いスケッチがあった。ショップに絵はがきがおいてあったが買いそびれてしまった。氏はヒゲをたくわえ、白髪の奥様と一緒にお店に出ておられた。
ワインは勿論、野菜やソーセージ等も自家製で、それがテーブルに出される。私等、野菜の本当の味は良くわからないが前菜の野菜づくし「春のヴェラデスト」の、これも自家製の黒酢ドレッシングは旨く全部平らげた。主菜はオーストラリア産仔羊の煮込みと自家製ソーセージ。唐辛子ソースをつけて食べる。下戸のためワインが飲めないので、地元産のリンゴジュースとデザート。
客は初老の方が多く、雰囲気を味わいながら会話に花が咲いていた。天気も良い日曜日の午後、こんな昼食もたまにはいいか。