目標は、単に新会員を増やすことではなく、ロータリーを成長させること、ロータリーを大きくすることです。これは、単なる会員数の増加ではなく、より積極的で、意欲にあふれる会員を増やすことです。このような会員こそ、ポリオ撲滅後のロータリーを導き、ロータリーで成されるべきすべてのことを導く人々となります。
入会を決断した人々の大半は、変化をもたらしたいという思いで入会するのだと思います。皆、何かを成し遂げたいという気持ちがあります。国際奉仕であれ、社会奉仕であれ、職業奉仕であれ、各自の関心に応じて、何か有意義なことをしたいという希望があります。
すべてのロータリアンに、重要な役割、つまり、クラブや地域社会をより良くするために欠かすことのできない役割を担ってもらうことです。会合の会場予約、辞書寄贈プロジェクトでの購入の手配、財団の補助金申請のための書類の準備など、どんな役割でも、誰かが自分を必要としているという認識が重要だと思います。
そのような役目を任されたら、人は全力でがんばるものです。
ロータリーで重要な役目を果たすとき、ロータリーが自分にとっても重要だと感じるようになるでしょう。
ロータリーは私たちだけのものではありません。ロータリーを信じているなら、ロータリーがあれば世界がもっと良くなると本当に信じているなら、私たちがロータリーを去った後もロータリーが存続していけるようにする責任があるのです。次世代にロータリーを引き継ぎたいと思うのであれば、ロータリーが自分と共に終わるかのように振舞うことはできません。
同じことに関心を持ち、同じことに価値を見出し、同じような目標や理念を持つ人々です。しかし、みんなが同じことをしなければならないという概念は、ロータリーにはありません。事実、ロータリーでは、あらゆることが会員の多様性を土台としています。
ロータリーは、私たち全員を受け入れる包容力を持っています。一方、私たちは皆、捧げることのできる何かを持っています。人生やキャリアの各段階で、私たちは、ロータリーを通じて、もっと多くのことを行い、もっと自分の力を発揮し、もっと何かを捧げることができます。つまり、自分の人生をより豊かにできます。これこそ、ロータリーが私たちにもたらしてくれるものです。