明日、ほぼ1日RLIのセミナーがあるため今朝、事前投票を市役所で行ってきた。私たちの小選挙区は自民・社民・共産の3人が立候補しているが、圧倒的な知名度で小渕優子がリードしているとのこと。彼女は子育てをしながら議員活動を行っており、麻生内閣時代の少子化対策担当特命大臣や少子化政策関連の著書もあり、イメージとして少子化対策が強い。
日本の将来を考えると、外務省・入国管理局のアレルギー的移民受け入れ反対政策を見ていると、どうしても少子化対策が必要となる。しかし2007年の安倍内閣から数えて5年間に13人の大臣が担当した。半年以内に席を譲る大臣職で何ができるのか疑問である。今の若い夫婦が子供を作ろうとする社会環境を早く整備しないと、日本は老人大国となり国の活性化も薄れてゆく。隣国の一人っ子政策を長年してきた中国でさえ、政策転換を検討し始めてきている。この担当大臣の所轄行政は厚生労働省だそうだ。薬事や労務政策に後手の対策をとるイメージしかない役所に期待することが難しい。
自分は早く現役を引退し、アジア各地にいる友人を訪問する気楽な身分になりたいと考えていたが、どうも死ぬまで仕事をしなければ駄目なようだ。
人口ピラミッドさえ理解できず、目先のお金を無計画に使ってきた人たちや、また、将来の国家経営ビジョン対策せずに子孫への借金を積み上げ、赤字国債を発行し続けた人たちの尻拭いのためにも、私たち団塊世代以降のおじさん・おばさんは死ぬまで働き続け、納税と社会保険を払い続けないと日本はどこかの国の属国になりそうだ。