4か月の赤ん坊の笑顔に、大の大人が4人で掛かっても振り回されてしまう。すでに新生児微笑から社会的微笑となり、周囲の苦労を和ませる。
デパートの受付、市役所の受付、レストランのウェイトレス等の笑顔は、業務をスムーズに運営させるためなのか。そして笑顔を見た人は自分の顔もほころび笑いが伝染する。
ロータリーの安藤ガバナーにレンズを向けると、ほとんど「目つぶり」警告がカメラの表示に出てくる。いつも目を細めて笑顔を絶やさないので、皆から好感をもたれているようだ。
昔、某議員の目が三白眼でいつもイライラしているイメージがあり、最後は落選した。いつもにこにこしている議員が、市長選に立候補して当選した。
中国の事業家の知人は、厳しいことを笑いながら言うので、ついＯＫしてしまう。中国の大人（たいじん）の風格がある。
笑いはＮＫ細胞が活性化し癌予防となると言われている。こんなに効用がある笑いは、形から入っても徐々に心が和んでくる。目を細めて両頬を持ち上げ、軽く前歯を見せよう。
私に近い人が、「車を運転していて、自分を見て微笑んでいる人がいたので、車を止め『どちらさまでしたでしょうか？』と尋ねたら、いつもそのような顔をしている人だった」と笑い話があり、笑顔は走っている車すら止めることが出来ることが立証された。
大西良慶和尚がこのようなことを言ってます。
本当の笑いは目の笑いなの。心からにじみ出る温かい笑いでなければならない。顔の中の道具で、目で笑うは上等、鼻で笑うのは下等なの。口で笑うのはあり合わせの笑い方。本当におかしかったら腹をかかえて笑う。
